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ザーゴ監督「ドタバタ、寝不足の状況」…永戸コロナ陽性の緊急事態も鹿島が奮闘!

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緊急事態もドローに持ち込んだ鹿島

[11.14 J1第27節 鹿島1-1川崎F カシマ]

 鹿島アントラーズは試合前に新型コロナウイルスの陽性者が出た混乱の中で奮闘し、首位川崎Fと1-1の引き分けに持ち込んだ。

 きょう試合前にDF永戸勝也が陽性判定を受け、DF杉岡大暉、MF荒木遼太郎、DF町田浩樹、DF関川郁万、GK山田大樹、DF常本佳吾(明治大/特別指定選手)が濃厚接触者と特定された。計7選手を欠いた状況で試合が開催され、川崎Fをホームに迎えた。

 試合後、オンライン会見に出席したザーゴ監督は「昨夜からこのことが起きてしまって、早朝に起きななければならず、検査をしなければならないことはみんな不安だったと思う」と振り返りつつ、「永戸は(コロナに)かかりたくてかかったわけではない。こういうご時世なので、感染対策を万全にしてもこうなってしまう難しい世の中になっている」と慮った。

 永戸、荒木、町田ら主力選手を急遽欠く事態。ザーゴ監督は「準備の部分ではドタバタしてしまった。選手も寝不足という状況だったし、不便な部分はあった」と明かしたうえで、「逆に出場した選手たちがこのチームの凄さをピッチで示した。悪条件、緊急の状況の中でも表現する部分を示した選手たちを称えないといけない」と、緊急事態に一丸となって闘ったチームを称えた。

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