浦和の日本代表MF長谷部誠(23)が27日、ボルフスブルク(ドイツ)から獲得の正式オファーがあったことを認めた。28日付スポーツ報知によると長谷部は「(ボルフスブルクからのオファーは)最近知りました。監督が結構気に入ってくれているらしいです。フロントがいいと言っても、現場が使わなければ意味はない」と笑顔。ボルフスブルクは年俸45万ユーロ(7400万円)で複数年契約のオファーを出している。マガト監督も長谷部を高く評価しており、残すは本人の決断だけだ。
　
　昨夏、期限付き移籍のオファーを出したイタリア・シエナと長谷部の代理人、ロベルト佃氏は条件面の詳細で交渉を続けているが、長谷部は「イタリアかドイツか?　自分の中では五分五分です。年明けには結論を出したいと思っています」と語ったという。

(文　吉田太郎)