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試合前日にSNSでメンバー情報漏洩…東京Vが当該スタッフに対する処分を発表

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東京Vがスタッフに対してけん責処分

 東京ヴェルディは6日、クラブスタッフが同日にアウェーで行われるJ2第25節・栃木SC戦のメンバー発表前に情報を漏洩したことを受け、当該スタッフをけん責処分とすることを発表した。

 クラブによると5日の14時頃、インドネシア代表DFアルハンの通訳担当である当該スタッフが自身のSNSアカウントを更新し、アルハンが6日の栃木戦のメンバーに選出されたことを公開。そして同日18時頃、この投稿を知った強化部スタッフが速やかに当該スタッフへ削除を指示するとともに、本人に経緯確認を行ったところ、当該スタッフは通訳として先にメンバーを知りうる立場だったことから、個人のSNSを通じて情報発信してしまっていたことを確認したという。

 なお、当該スタッフがメンバー情報を漏洩することで何らかの利益を享受する、または対戦相手を利するなどの不正な意図はなかったことも併せて確認したと説明している。

 クラブは、Jリーグ規約第1章第3条〔遵守義務〕の(7)『Jリーグ関係者は、職務の遂行を通じて知り得た協会、Jリーグ、Jクラブその他のJリーグ関係者に関連する一切の秘密または内部事情を、第三者に開示または漏えいしてはならない』に抵触する違反行為に該当すると判断し、当該スタッフをけん責処分とした。

 今後の再発防止については「情報管理体制を強化するとともに、再発防止の徹底に努めてまいります。また、再発防止策として、クラブスタッフならびに所属選手に対しチーム情報の取扱いについての指導を再徹底するとともに、SNSの利用に関するルールの見直しと講習会を行います」と表明。「この度はファン・サポーターの皆さま、関係者の皆さまに多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

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