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[速報]埼スタの“暴動”収束も浦和社長「残念」

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[5・17 J1第13節 浦和 2-3 G大阪 埼玉]

 埼玉スタジアム2002で行われた浦和レッズ対ガンバ大阪の試合後に4000人~5000人の浦和サポーターがG大阪サポーターの出口を塞ぐなどの“暴動”が起きた件に関し、浦和の藤口社長が午後8時40分から緊急会見を行った。同社長は「両サポーター同士のもめ合いからガンバサポーターが帰れなくなった状況。いずれにしてもホームの運営責任として、3時間ちょっとサポーターが膠着状態だったのは問題だったと思う。これまで何も無くやっていたので、残念」と語った。
 藤口社長によると、“暴動”の発端は試合開始前にG大阪サポーターが浦和のサポーター席目掛けて投げた水風船が、浦和の子供サポーターに当たったことによるという。試合中は緊張状態にあったが、終了後にヒートアップしてしまったようだ。その後両クラブのクラブ関係者、サポーターの代表が話し合いを行った結果、事態は収束。先に水風船を投げたことに関してG大阪サポーターからの謝罪もあったという。
 収束まで3時間以上の時間を費やしたことについて藤口社長は「けが人を出したくなかったので、強行突破ではなく、時間かかっても分かり合った状態にしたかった」。今後、Jリーグへは運営報告書が提出される見込み。また「サポーターへのペナルティは考えていない」(藤口社長)という。

(取材・文 吉田太郎)

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