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札幌MF金子拓郎がディナモ・ザグレブに期限付き移籍「一度きりのサッカー人生、後悔したくない」

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クロアチアに新天地を求めた北海道コンサドーレ札幌MF金子拓郎

 北海道コンサドーレ札幌は25日、MF金子拓郎がクロアチア1部リーグのディナモ・ザグレブに期限付き移籍することを発表した。なお、期限付き移籍期間は23年7月24日から24年7月21日までとなる。

 1997年7月30日生まれの25歳は、日本大在学中の19年に特別指定選手としてJデビュー。20年に札幌に正式加入すると、ルーキーイヤーの途中から定位置を確保してリーグ戦31試合4得点の記録を残した。その後も攻撃の核として存在感を放ち、独特なリズムを刻むドリブルで得点機会を演出。今季はJ1リーグ第21節終了時点で21試合8得点をマークしていた。

 金子はクラブを通じ、以下のようにコメントしている。

「この度ディナモ・ザクレブへ期限付き移籍をすることに決めました。
まず、シーズン途中に移籍することを申し訳なく思ってます。ただ、このオファーを頂いたときに素直にチャレンジしたいと思いました。自分の年齢を考えたらラストチャンスくらいだと思います。一度きりのサッカー人生、後悔したくないと思いこの決断をしました。特別指定の時期を含め4年半もの間、いつどんな時も熱い応援を本当にありがとうございました。遠いアウェイでも、雨の日でも風が強い日でも、どんなに負けが続いていても、常に熱い応援をしてくれたサポーターにもっと勝利を届けたかったというのが本音です。ただ、最高なサポーターと共に戦えたことを僕は忘れません。また、三上さんをはじめとするクラブ関係者の皆さん、ミシャさん、スタッフ、チームメイト、パートナーの方々、サポーターの皆さん、コンサドーレに関わる全ての方々のおかけで僕はここまで成長することができました。ここからが本当の勝負だと思っています。これから皆様に活躍する姿を見せられるように頑張ってきます。そして金子拓郎は北海道が育てたと、皆様が胸を張って言えるような活躍をしてきます!4年半もの間本当にありがとうございました!」

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