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J王者・神戸はメッシら相手に手応えも…開幕直前に武藤嘉紀がメンバー外、指揮官「少しアクシデントがあった」

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神戸は開幕直前に手応えを掴む

[2.7 親善試合 神戸 0-0(PK4-3)インテル・マイアミ 国立]

 開幕直前に手応えをつかみ、また不安要素も浮かび上がった。ヴィッセル神戸はプレシーズンマッチでインテル・マイアミと対戦し、0-0のPK戦の末に4-3で勝利。昨シーズン優勝の貢献者でもあるFW武藤嘉紀はメンバー外だった。吉田孝行監督は「少しアクシデントがあった」と武藤不在の理由を明かした。

 2023シーズンにJ1リーグ初制覇を成し遂げた神戸。インテル・マイアミとの親善試合では、FWリオネル・メッシらビッグネームを相手にも躍動する。昨シーズンのMVP・FW大迫勇也を中心に、前線はMF井出遥也やMF佐々木大樹、FWジェアン・パトリッキが好連係。守備面でも、中盤のMF山口蛍とMF扇原貴宏、古巣復帰のDF岩波拓也らを中心に、無失点に抑え切った。

 2月17日に富士フィルムスーパー杯が控えるなか、指揮官は手応えを手にした。「前半から全体的に良かった。守備のはめ方、プレッシングのところも非常に良かった。攻撃も落ち着いてつなぐところや、短いボールだけじゃなくて長いボールを入れるところは良かった」。王者として迎える新シーズンに「細かいところ修正をして、開幕で万全に持っていきたい」と意欲をのぞかせた。

 新加入選手も活躍した。岩波(←浦和)、GKオビ・パウエル・オビンナ(←横浜FM)、GK新井章太(←千葉)、MF井手口陽介(←福岡)、FW宮代大聖(←川崎F)といった面々が出場。その一方、昨シーズン優勝に貢献した武藤、DF山川哲史は不在となった。指揮官はアクシデントと説明。「何人かベンチにいなかったがコンディション面で」と語る。開幕に間に合うかどうかにも「今の段階ではコメントできない」と明言を避けていた。

(取材・文 石川祐介)

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石川祐介
Text by 石川祐介

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