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16年ぶりJ1での東京ダービー・東京V対FC東京は劇的2-2ドロー決着

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東京ダービーは引き分けに終わった

[4.13 J1第8節 東京V 2-2 FC東京 味スタ]

 J1では16年ぶりとなる東京ダービー・東京ヴェルディFC東京が13日に行われ、2-2の引き分けに終わった。

 序盤にチャンスを作ったのはFC東京。FW仲川輝人のシュートなどでゴールに迫った。それでも徐々に東京Vがペースを握る。すると前半26分、MF見木友哉がペナルティーエリア内でFW安斎颯馬に倒されて東京VがPKを獲得する。このPKを見木が自ら決めた。

 続く前半33分、FC東京のDFエンリケ・トレヴィザンが左サイドに展開しようとしたパスをDF宮原和也がカットし、そのままクロスを送る。これをFW染野唯月がダイレクトボレーでゴールに突き刺し、東京Vがリードを広げた。しかし同39分、東京VのディフェンスリーダーであるDF谷口栄斗が負傷交代を余儀なくされ、DF山越康平が緊急出場となった。

 FC東京は前半41分、FW俵積田晃太の突破からMF小柏剛がシュートするも枠を捉えられない。すると同43分、PKを与えた際にイエローカードを受けていた安斎が見木の足を踏んでしまい、2枚目の警告を受けて退場となる。前半の残りと後半45分間を10人で戦うことになった。

 後半は数的有利の東京Vがゲームを支配。FC東京はMF寺山翼とFW遠藤渓太を投入するも流れを変えられない。それでも後半23分、DF白井康介がパスカットしてロングカウンターを仕掛ける。白井は前線まで持ち運ぶと中央にクロス。これを遠藤が合わせてFC東京が1点差に詰め寄った。遠藤は2日前に期限付き移籍加入から完全移籍での加入に切り替わることが発表された中、嬉しい加入後初ゴールとなった。

 その後FC東京はMF原川力とFWジャジャ・シルバを投入。攻勢を強める。一方の東京Vは後半44分、カウンターから途中出場のFW山見大登がシュートを放つもGK波多野豪に防がれた。すると後半アディショナルタイム、FC東京は遠藤がミドルシュートを突き刺して劇的な同点ゴールを獲得。試合は2-2で終了した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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