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F東京vs清水 選手コメント

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[10.4 J1第28節 F東京1-5清水 味スタ]

 J1第28節は4日、6試合を行い、味の素スタジアムではFC東京と清水エスパルスと対戦。清水はMF山本真希、DF岩下敬輔、FW原一樹、FW岡崎慎司、FW戸田光洋のゴールで5-1と快勝し、2試合ぶりの勝利を飾った。5連勝中だったF東京はまさかの大量失点で、6試合ぶりの黒星となった。
以下、試合後の選手コメント


●MF今野泰幸
「1失点目は自分のポジションがはっきりしなくて、ミドルシュートにだれもプレッシャーに行けなかった。フリーにさせたら決められる。セットプレーで2点目を取られて厳しくなった」
―ハーフタイムに2人代わったが?
「3点取られていたので、前に前にボールを運ばなければいけない。怖がらずパスを出していこうと話していた」
―惜しいヘディングシュートもあったが?
「あれが決まっていれば流れはもっと東京ペースになっていたと思う。悔しいです」

●MF梶山陽平
「後半は前にどんどん動けていた。ミスを恐れないでやらないといけない」
―清水の印象は?
「いい選手がいっぱいいて、そんな簡単に勝てないのは分かっていたけど、いいチームだったと思う」
―連勝が止まったが?
「上に行く気持ちは変わっていないし、連勝も気にしていなかった。上のチームとはまだ対戦がある。今日の反省点をしっかり修正して、いいゲームができるようにやっていきたい」

●MFエメルソン
「今日は負けたけど、サポーターのみんなが試合が終わっても応援してくれた。力をもらえたし、次のゲームにつなげられるように頑張りたい」

<清水>
●FW原一樹
―西澤、矢島がケガで出られずめぐってきた先発のチャンスだったが?
「アキさん(西澤)、ヤジ(矢島)の分もやろうと思っていたし、つぶれてもいいから最初から行って、点を取ってやろうと思っていた」
―先発はいつ言われた?
「今日の10時ぐらい。練習を少ししかやっていない中で試合に出させてもらって、それに応えたいという気持ちが強かった。家族、親戚、チームスタッフ、サポーター。みんながいるからここにいられた。練習に出たことを後悔していないし、みんながいたからこの場に立てた」
―ゴールシーンは?
「無我夢中で。あんなトラップしたことないのに。みんなが力をくれて取れたゴールだと思う。みんなに期待に応えたかったし、母にいいパフォーマンスを見せることができてよかった。点を取ったあとは率直にうれしかったし、みんながつないでくれて取ったゴール。母に捧げたいと思ったし、そこにはみんなの支えがあったから」

●FW岡崎慎司
―貴重な4点目だったが?
「あそこでゴールを決められてよかった。(DFが)あんまりガッツリ来なかったんで。見てくれたから、こっちも余裕があった」
―5点目のアシストは自分でもシュートに行けた?
「強引にシュートまで行く力はもうなかったけど、戸田さんが走り込んできてくれた。戸田さんのゴールが素晴らしかった」
―後半は追加点を狙っていた?
「後半はしんどくて、とにかくディフェンスを頑張ろうと思っていた。点を取れるとは思ってなかったけど、(原)一樹さんが前を向いたときに1チャンス来るかなと思った。セカンドボールを取られてきつい時間があったけど、そこを耐える力強さが出てたかなと思う。鹿島に負けて、ここで負けられないとみんなの気持ちが一致していた」

●FW戸田光洋
―後半36分からの出場だったが?
「4-1だったので、きっちりそのまま終わらせたいなというがあった。久しぶりだったし、(古巣の)F東京戦ということもあってチャンスがあればとは思っていた。結果的にはうれしかった。オカ(岡崎)がシュートにいけるかなと思ったけど、いい対応されて、こぼれ球に行けたらと思って走り込んでいたら、いいボールが来たので振り抜けた」
―J1通算150試合目で移籍後初ゴールとなったが?
「150試合のほとんどをF東京で出ていた。数字は意識してなかったけど、いろいろあった中で古巣との試合でメモリアルなことがあったのでターニングポイントになるかなとは思う」
―東京ファンからも拍手があったが?
「これまでほとんどの試合をF東京で出ているし、そっちの方が長い。温かい拍手がもらえるのはうれしい」

●MF山本真希
―貴重な先制点になったが?
「ずっとミスしていたので、そのミスを取り返そうと思っていた」
―リーグ戦初ゴールだが、ナビスコ杯で決めていたしゴール後も冷静だった?
「感情的には特に何もなかったですね。でもリーグ戦初ゴールで次につながると思う。いい時間帯に取れた」
―ミドルシュートは自信を持っている?
「自信はあるけど、あまり入ったことがないので(笑)。自分でも驚いています」
―鹿島戦からうまく切り替えられた?
「終わった試合は終わったことだし、今日で中断になるし、うまく切り替えられたと思う。(相手のプレッシャーは)鹿島よりは甘かったと思う」

●DF岩下敬輔
「結果を残したいと思っていた。チームが調子よかった中で、こないだ鹿島に内容でも上回られた。切り替えてみんなやれたし、代わって入った選手が気持ちを出して戦っていた。右サイドバックだったけど、バランスを取りながらやっていたし、最後は3バックにして僕とアオ(青山)と(高木)和道さんで役割がハッキリした」
―ゴールシーンは?
「アオと和道さんが前でつぶれてくれて、いいボールがこぼれてきた。足先で触っただけ。GKが出ていたから、当てれば入ると思っていた。滑りながら触りました」

(取材・文 西山紘平)

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