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中村憲剛が十数年ぶりに“原点の地”を訪問

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 川崎フロンターレ所属の日本代表MF中村憲剛が20日、自身のサッカー選手としての“原点の地”を訪れ、当時と変わらぬグラウンドの姿に目を細めた。

 中村がこの日訪れたのは、小学生時代に所属していたサッカークラブ「府ロク少年団」の練習場所である東京・府中私立府中第六小学校の校庭。同チームを“卒業”以来十数年ぶりの訪問だったが校庭を見ながら「あの遊具も、当時パスの練習をしていた壁も、ちょっと暗くて怖かったトイレも(笑)、照明も当時とぜんぜん変わらない」と、“原点の地”の変わらぬ姿を感慨深げに見つめていた。
 恩師の一人でもある高山清総監督が「本当に小さかったが、ドリブルもシュートも出来たが当時からミートがうまいコだった」と話せば、中村は「当時の監督が手にボールを持って、それをきちんと蹴るという練習をやっていた。“自分にとっていいスポット”は選手によって違うもの。それをあの練習で実感できた」と、リーグ最終節の東京V戦や日本代表デビューのバーレーン戦などで見せた“正確なインパクトから放たれる強烈なミドルシュート”誕生秘話を明かした。

 その後は同クラブの忘年会にも参加。高山総監督らに「私たちはこれからも(応援で)ケンゴの背中を押していきたいと思います」と激励された。

 なお、同クラブは中村の2学年上になでしこジャパンの澤穂希(日テレ・ベレーザ)も在籍。また、“Jリーグデビューハットトリック”をやってのけた柏レイソルの村上佑介なども同クラブ出身。

<写真>府ロク忘年会で、高山総監督(右)の質問に答える中村

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