浦和レッズが今年8月、国際親善試合「さいたまシティカップ」(埼玉)で、スペインの名門・バルセロナと対決する可能性が浮上した、と11日付スポーツ報知が報じている。
　同紙によると、03年から毎年1度「さいたまシティカップ」を主催しているさいたま市とバルセロナ側との交渉が最終段階に突入しており、バルセロナが来季開幕前に計画しているアメリカ遠征との日程問題がクリアとなれば、正式契約するという。
　バルセロナはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、カメルーン代表FWサミュエル・エトー、フランス代表FWティエリ・アンリの超強力3トップを擁し、スペイン1部リーグで首位を快走。3シーズンぶりの優勝を目指す欧州CLでも8強へ進出している。実現すれば、今季フィンケ新監督が就任し、強豪復活を目指す浦和が世界屈指の実力派を迎え撃つ注目の一戦となりそうだ。
　なお、浦和とバルセロナは05年6月にも対戦しており、その際はバルセロナが3-0で勝っている。

(文　吉田太郎)