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柏vs鹿島 試合後の選手コメント

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[5.16 J1第12節 柏1-2鹿島 柏]

 J1第12節で17位の柏レイソルが首位の鹿島アントラーズと対戦。序盤からFW興梠慎三が2得点を決めた鹿島が後半に1点を返されるも、堅い守備でこれを守り切り2-1で勝利。盤石の強さで首位をキープした。
 以下、試合後の選手コメント。

[柏レイソル]
●GK菅野孝憲
―24失点になってしまいましたが?
「守備がバラバラすぎる。もうあれは1人1人の反応スピードや気持の問題。誰が入っても変わらない守備をしないといけないのに…。2点ともリスタートから。リスタートの守備練習もする必要がある。立ち上がりの守備でバタバタとするのは1人1人に余裕がない証拠。悔しいが気持を切り替えていくしかない」

●FW北嶋秀朗
―24失点になってしまいましたが?
「やられる前から後半のような守備をしなければいけない。いつも失点してから守備の意識に気づいている。これでは勝てない。後半はメンバーかえて得点とるモードになった。ハーフタイムではラインコントロールのこと、点をとりにいく気持ちの強さを持てと監督に言われた。最初の失点は絶対にあってはいけない失点。その後もバタバタして修正できなかった」
―後半はかなり押し込んでいたが?
「(後半)流れは来ていたが、最後のもう一工夫がなかった。中が揃っていたからクロスを上げていいところなのに、細かく繋ごうとして潰されたり。勿体ない。あれはクロスを上げる人間のメンタルの問題。それからクサビのパスを入れようとするときも、ミスを怖がっているところがある。僕が中盤に下がっていこうとしてタイミングみてても入れてこなかったり。1-2となった最後は、パワープレーでもなんでもいいから点がほしかった」

[鹿島アントラ-ズ]
●FW興梠慎三
―ナイスゴールショーでしたね?
「1点目は、(小笠原から)いいボールが来たので触るだけだった。2点目はボールタッチを意識して、あとはもう蹴るだけだった。3点目のチャンスはあったので悔しい。もちろんハットトリックは狙っていた。(6月のアジア最終予選に臨む)代表にはクラブで試合に出ないと呼ばれない。そういう意味で今日はゴールできて良かった」

●MF中田浩二
―実戦復帰はどうでしたか?
「長かった。本当に長かった。膝は万全ではないがやれる手応えは感じている。あとは監督の判断次第です。出場時間も少しずつ伸びていければいい。ずっと外から見てチームに対して感じていたことを、ピッチの中で出していきたい」
―最後は結構攻め込まれたが?
「相手に合わせてバタついた。そこは直していかないといけない点です」

●DF内田篤人
―試合の感想は?
「1点返されてからバタバタした。どんな形であれ、勝てばいい。満男さん(小笠原)が退場で抜けてもやることは変わらないし分かっていた」
―次は小笠原がでられないが?
「…俺がボランチやろうかな。ところで豚インフルで感染者出たんでしょ。一般の人が感染したらしい」

(取材・文 山口雄人)

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