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J初勝利の北九州指揮官「劇的な一日」

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 今季からJ2へ参戦しているギラヴァンツ北九州が21日の東京ヴェルディ戦(ホーム)を1-0で勝利。歴史的なJ初白星を挙げた。

 前半10分にMF関光博のゴールで先制した北九州だったが、39分にFW大島康明が相手DFの顔にひじを当てたという判定で一発退場。数的不利を強いられた後半だけでシュート12本を浴びたが、それでも10人で守り抜いた。

 22日の西日本スポーツによると、与那城ジョージ監督は「選手たちが最後まで集中を切らさず守ってくれた。劇的な一日になった」と感激していた一方で、「1勝するまでが大変だと思っていた。これで普通の力が出せるはず」と今後の戦いに期待。再三のビッグセーブでチームを救ったGK水原大樹は「僕らにとっては、まだ始まりにすぎない。今までの戦いを続けていきたい」もこれからを見据えた。参戦3戦目で歴史的1勝を挙げた北九州。J2で19番目の位置からスタートしたチームは、これから一歩ずつ階段を上っていく。

(文 吉田太郎)

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