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完敗の岐阜、嶋田「千葉とは実力の差があった」

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[4.25 J2第8節 千葉2-0岐阜 フクアリ]

 FC岐阜は完敗で2連敗となった。FW嶋田正吾は「実力の差があったというのが、ピッチに立っていて感じたところ。千葉は個人個人のイージーミスが少ないし、マイボールで落ち着かせるところで個々のスキルが違う」と脱帽するしかなかった。

 昨年11月には天皇杯4回戦で対戦し、1-0で勝っていた。そのときセットプレーから決勝点を決めたDF吉本一謙は「こっちも監督も替わって、やり方も変わって、去年のことはあまり意識しないでやった。新しいチーム同士の対戦と思っていた」と強調。MF永芳卓磨は「去年対戦したときは、個々はうまいなと思ったけど、チームとしてはそれほどでもなかった。今はチームも連動していて、ひとりひとりの運動量が多い。技術があって、運動量もあると、怖い。そこは全然違ったと思う」と話していた。

 倉田安治監督は「この結果はしょうがない」と白旗を上げた一方、「悪い試合ではなかったし、恥ずかしい試合でもない」と力を込めた。前節は東京Vに0-1で敗れ、初勝利を献上。連敗とはなったが、吉本も「先週はふがいない試合だったけど、みんな意識して修正できた。失点するまでは今年の中でも一番いい試合だったと思うし、次につながる負けだと思う」と前を向いていた。

<写真>岐阜FW嶋田
(取材・文 西山紘平)

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