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現役東大生・久木田がJデビュー、岡山が3試合ぶり勝利

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[10.31 J2第32節 栃木1-2岡山 栃木グ]

 現役東大生がJリーグデビューを果たした。ファジアーノ岡山の特別指定選手で東京大4年のFW久木田紳吾栃木SC戦の後半38分から途中出場。2-1の勝利に貢献した。

 すでに来季の岡山入団が決まっている久木田は27日からチームの練習に合流。さっそくベンチ入りを果たし、7分間のみながら出場機会を手にした。

 東大生がJリーグでプレーするのは史上初。「東大初というのが原因であれ、注目されるのはいいことだと思っています。自分の中では注目される分、プレーをしっかりやらないとなと思って、いい意味でモチベーションになっていますから」と話していたが、まずは「在学中のJリーグ出場」というひとつの目標を達成。この日はシュートを打つ場面はなかったが、今度は自身の持ち味と語る「シュート精度」をJの舞台で見せつけるつもりだ。

 試合は前半2分、栃木のFWリカルド・ロボに先制点を許したが、同9分にFW白谷建人のゴールで追い付くと、後半7分にはDF野田紘史が勝ち越しゴール。後半ロスタイムのPKのピンチもGK真子秀徳がリカルド・ロボのキックを見事にセーブし、3試合ぶりの勝利を飾った。

(文 片岡涼)

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