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岡山、なでしこ湯郷と合同で異例の雪山トレーニング

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 ファジアーノ岡山は15日、異例の雪山トレーニングで新シーズンを始動した。なでしこリーグの岡山湯郷ベルのメンバーとともに岡山県真庭市の蒜山一帯に集結し、総勢40選手がフィジカル能力や“サバイバル”の強いメニューをこなした。

 16日の山陽新聞によると、キャンプ場に着いた選手たちは8人ずつ5班に分かれ、互いの信頼や協調性を養うプログラムに約3時間、取り組んだという。メンバー同士でアイデアを出し合って大きな木によじ登ったり、クモの巣状に張ったロープの間を抜ける課題などをこなしたようだ。

 “サバイバルトレ”で基礎体力を養うほか、みんなで協力してこなすことは新チームの“壁”を取り除くのに有効的で、新加入のMF桑田慎一朗は「コミュニケーションを取る良い機会」。GK真子秀徳は「声を掛け合って、しっかり連帯感を深めたい」と話したという。

 この異例のトレーニングは2泊3日で行われる。きょう16日の2日目からは雪山登山に挑み、2日間かけて約15キロを歩くメニューも予定されているという。昨年は19チーム中17位だったが、コミュニケーション力アップで早期にチーム力を高め、勝てるチームを作る。

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