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三浦新監督の下、北九州が始動。目標は「勝ち点56」

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 三浦泰年新監督を迎えたギラヴァンツ北九州が15日、新シーズンの全体練習をスタートさせた。16日の西日本スポーツによると、悪天候の中、パスやトラップなど基本技術を徹底させるメニューを中心に約1時間半、汗を流した。選手時代にブラジル留学の経験がある指揮官は、実演してみせるなど熱い指導を行った。

 昨年はリーグ戦1勝で勝ち点15の最下位に終わったが、報道によると、三浦新監督は2011年シーズンの目標について「勝ち点56で得点50、失点45。取れそうで取れない、取れなさそうで取れる数字にした」と高いものを設定したことを明かしたという。

 今季からガイナーレ鳥取が加わり2試合増えるが、勝ち点56は昨年6位の横浜FCの54を超える数字。三浦新監督は「あくまでメンバーがそろった時点で設定した。開幕前までに、この目標が低かったと言えるようにしたい」と強気で、基本から徹底して鍛え、勝てるチームを作る意気込みだ。

 さっそく始動2日目のきょう16日には、高校生チームとの練習試合を予定しているという。現役時代、清水エスパルスやヴェルディ川崎(現東京V)などテクニック重視のチームでプレーしてきた三浦新監督だが、実戦&技術重視の“ヤス流”でジャンプアップを目指す。

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