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熊本、「アジアの大砲」が191cmFW長沢に期待

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 ロアッソ熊本は16日、熊本市内で新体制の発表会見を開催。クラブはJ1昇格へ向けたチーム・クラブの体力強化、スタジアム環境の改善、育成の強化とホームタウン活動・普及活動の拡大の3つの目標を掲げた。

 高木琢也監督就任2年目の今シーズン。昨年チームはJ2で7位だったが、総得点はトップ10で最も少ない39点にとどまった。それだけに得点力向上は熊本にとって大きな課題。現役時代、日本代表として活躍し「アジアの大砲」と呼ばれた188cmの高木監督が大きな期待を寄せるのが191cmの大型FW長沢駿だ。
 17日の西日本スポーツによると高木監督は「僕が見上げるFWなんて、そういない。清水ユースにいたときから見ているが、体は大きくなった」と評し、池谷友良GMは「長沢は高さを求めた監督直々の要望で取った」と説明したという。

 指揮官が自ら獲得を希望したという長沢は、選手層の厚い清水で昨シーズンJ1出場1試合に終わったが、かつてU-17、U-18、U-19日本代表に名を連ねていた期待のアタッカー。技術も高く、ゴールだけでなく、アシスト役としても期待される。初めての長沢は「身長を生かしたヘッドが得意。クロスが合わなかったときでもゴールできるようにしたい」と191cmの高さを生かして、チームに貢献することを誓った。

(文 吉田太郎)

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