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磐田サポ、清水のゴトビ監督を横断幕で誹謗中傷

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 清水エスパルスジュビロ磐田の静岡ダービーで、試合前に磐田サポーターが「ゴトビへ、核兵器を作るのはやめろ」と描かれた横断幕を掲げ、清水のイラン系アメリカ人であるアフシン・ゴトビ監督を誹謗中傷した。

 これを受けて試合後の記者会見では磐田の柳下正明監督が開口一番に「まずエスパルスの関係者、サポーター、選手、スタッフに謝らなければなりません。申し訳ありませんでした」と陳謝した。
 
 また、磐田はクラブの公式サイトで「今回の横断幕の内容は、叱咤激励や奮起を促す内容とは異なり、およそスポーツとは関係のないものであり、とても容認出来る行為ではありません。弊クラブとしましては、Jリーグおよび清水エスパルス様とも協議の上、厳重なる対応を取らせて頂き、二度とこの様な事態が起こらない様に努めてまいります。

 今回の件において、アフシン・ゴトビ監督を含め、関係者の皆様、そして、清水エスパルスのサポーターの皆様に多大なるご迷惑をお掛けしましたこと、また、試合観戦に訪れた全ての皆様、サッカーを愛する全ての皆様に、ご迷惑をおかけしたことを重ねてお詫び申し上げます」と謝罪する事態となった。

 28日のサンケイスポーツWEB版によると、試合後に松浦敏夫マッチコミッショナーが両クラブを事情聴取。Jリーグに口頭で報告した。後日、正式に文書で提出され、Jリーグがクラブへの処分を検討する見通し。磐田、清水の両クラブによると、10代の男性2人が実行したという。この一件をめぐり、両チームのサポーターがもみ合いになったが、けが人などは出ていない。

(文 片岡涼) 

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