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遠藤の3戦連続弾などでG大阪が5発勝利!!3戦11発と攻撃陣が絶好調

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[6.26 J1第18節 G大阪5-3広島 万博]

 ガンバ大阪が日本代表MF遠藤保仁の3戦連続弾とアシストの活躍で広島に5-3で勝利した。中東移籍で退団したFWアドリアーノが抜けてからの3試合で3連勝を飾った。

 試合後のテレビインタビューで西野朗監督は「毎試合日替わりの選手が点を取れたり、(アドリアーノが抜けたことで)それぞれが攻撃のところで何かを埋めていかないといけないという意識が働いているんだと思う」と3戦11発と好調なチームを分析した。

 前半3分、相手の出鼻をくじいたのは2戦連発中の遠藤だった。PA外右からのFKで絶妙なボールを入れると、DF中澤聡太が頭で合わせて先制に成功した。中澤の今季初得点をお膳立てすると、同34分には自らの右足でゴールを決めた。MF二川孝広からの右クロスをワントラップで足元につけると、ドリブルで中央へ持ち込み、ゴールまで約25mの距離から右足でシュートを突き刺した。遠藤の3戦連続、今季4点目でリードを広げた。前半終了間際には1点を返されたが2-1で前半を終了した。

 後半10分には、前節の柏戦(4-2)で今季初得点を決めたFW平井将生が追加点。二川のパスに右サイドを抜け出したFWイ・グノからの横パスを受けて、右足シュート。相手DFとGKに当たりながらも、ボールはゴール内へ流れ込んだ。同29分にはセットプレーから失点するも、その4分後には途中出場のMF佐々木勇人が遠藤のパスを受けるとゴールまで約25mの距離から右足を一閃。今季初得点を決めて、再び4-2と2点差に突き放した。同39分にはミドルシュートのこぼれをDF高木和道が頭で押し込み、ダメ押し弾。終了間際の後半ロスタイム4分には、3失点目を喫したものの、5-3で勝利した。

 試合後のテレビインタビューで遠藤は「元々攻撃が持ち味のチームなので、この調子でやっていきたい。きょうは常に先行して試合を進められて良かった」と試合を振り返った。3連勝に成功したが遠藤は表情を緩めずに「(ACLの影響で消化試合が)2戦少ないとはいえ、まだ下にいるのでひとつひとつ勝っていきたい」と意気込んだ。

(文 片岡涼)

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