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広島は3発決めるもG大阪に競り負ける

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[6.26 J1第18節 G大阪5-3広島 万博]

 サンフレッチェ広島はG大阪に3-5で競り負けた。MF森崎浩司の2戦連続弾やMF中島浩司の今季初得点、終了間際にはMFムジリのゴールもあったものの、勝つことはできなかった。

 前半3分に早くも失点すると、同34分には日本代表MF遠藤保仁にゴールを許し、0-2に突き放された。それでも前半終了間際のロスタイム3分、DF森脇良太の右クロスを受けた森崎浩がPA内左から左足でシュートを決めて、まずは1点を返した。

 後半に入り、追い上げにかかりたかったがゴールが奪えない。後半4分にはMF高萩洋次郎、同6分にはFW李忠成が左足でシュートを狙ったが、いずれも枠を外れた。すると同10分にまたも失点。1-3に突き放された。同14分には同時に3枚のカードを切る。MF山岸智、MF服部公太、高萩に代わって、MF青山敏弘、ムジリ、MF石川大徳をピッチへ送った。

 後半29分、森崎浩の左CKにゴール正面の中島が頭で合わせて2-3と1点差に詰め寄ったが、同33分、40分と立て続けに失点して、2-5と3点差にリードを広げられてしまった。終了間際の後半ロスタイム4分、FW佐藤寿人からのパスを受けたムジリがPA内中央から右足を一閃。今季3点目を突き刺して3-5に持ち込んだが、追いつくまでには至らず。試合を終えた。

 敗戦を喫したが、前節の山形戦(3-2)に続き、攻撃陣は2戦連続3得点と好調を維持している。試合後のテレビインタビューでペトロヴィッチ監督は「両チームとも素晴らしいゲームだった。スコアほど悪い試合をしたとは全く思っていない。内容については満足しているが結果は残念」と試合を振り返った。

(文 片岡涼)

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