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F東京が森重の2戦連続弾&高橋のプロ初ゴールで4連勝

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[6.29 J2第2節 岡山0-2F東京 カンスタ]

 FC東京ファジアーノ岡山にDF森重真人の2戦連続ゴールとMF高橋秀人のプロ初ゴールで2-0で勝利した。今季最多の4連勝を飾り、3位の座をキープした。

 前半40分、MF谷澤達也の右CKにファーサイドで合わせたのが森重だった。抜群の滞空時間で相手DFより頭ひとつ抜け出すと、高い打点からヘディングシュートを叩き込んだ。森重の前節・水戸戦(3-2)に続く、2戦連続今季2得点目でF東京が先制に成功した。その後はカウンター主体の岡山の攻撃を受けるも、GK塩田仁史がことごとくストップ。U-22代表から戻ってきた権田修一に代わり、先発を務めた意地をみせた。

 そして後半30分には追加点。右サイドから崩しにかかると最後はPA内右で、途中出場のFW鈴木達也がボールキープ。相手DFを引きつけ、中央の高橋へ折り返す。これを高橋が左足でシュートを決めて、2-0に突き放した。そのまま試合は終了し、F東京が4連勝を飾った。これで8戦負けなし(6勝2分)と好調を維持している。

 試合後のテレビインタビューでプロ初ゴールを決めた高橋は「去年は試合に出られないことが多くて、チームもJ2に降格してしまって。チームに貢献しないままシーズンが終わってしまっていた。今年は無失点に防いだり、ゴールを決めたり、直接的な結果を残したかった」と今季にかける思いを明かし、「初ゴールまでは長い道のりでしたが、これからも謙虚にひたむきに、しっかりと自分と向き合って努力します」と一言一言をかみ締めるように話していた。

(文 片岡涼)

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