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C大阪は10人の広島に逆転勝利!!今季初の連勝飾る

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[7.10 J1第3節 広島1-3C大阪 広島ビ]

 セレッソ大阪が10人の広島を3-1で下し、今季初の連勝を飾った。前節の柏戦(5-0)と合わせ、2試合で計8得点。出場停止で主力FWが不在ながらも、攻撃陣が奮闘をみせ、逆転勝利を飾った。

 FWホドリゴ・ピンパォンを出場停止で欠いた上、右足の負傷でMFマルチネスが欠場。そのため、FW小松塁が7戦ぶりの先発出場を果たし、MFキム・ボギョンがボランチの位置で3戦ぶりにスタメン起用された。

 連勝を目指して序盤から攻めにかかりたいところだったが、出鼻をくじかれた。前半2分、DF丸橋祐介のバックパスを奪われて、FW李忠成に先制ゴールを決められた。しかし、早い時間の失点にも浮き足立つことなく試合を進めた。

 前半33分、GK西川周作へのバックパスにPA内で小松がスライディングでプレッシャーをかける。このプレーで西川が転倒。こぼれたボールをPA内左で拾ったMF倉田秋が右足シュートでゴールを決めた。倉田の2戦連続、今季4点目で1-1に追いついた。そして同42分、広島のDF森崎和幸がハンドの判定で、この日2枚目の警告を受けて退場。数的有利となり、後半へ折り返した。

 後半はC大阪ペースで進んだ。まずは後半4分、左サイドのスローインから展開し、最後はMF清武弘嗣が右足でシュートを決めた。清武の今季4点目で逆転に成功。わずか2分後には、キム・ボギョンからのパスにPA内左へ抜け出した小松が左足でグラウンダーのシュート。3-1に突き放した。そのまま逃げ切り、試合は終了。C大阪が今季初の連勝を飾った。

 試合後のテレビインタビューでレヴィー・クルピ監督は「前からのプレスは狙っていた形だった。それが先制点につながった」と試合を振り返りながらも、「攻撃のところでは、なかなか追加点を奪えずに課題が残る試合だった」と今季初の連勝にも厳しい表情を浮かべていた。

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