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全少、ヴェルディジュニアが8年ぶりの優勝!

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[08.11 第31回 全日本少年サッカー大会 決勝 西が丘サッカー場]

 全日本少年サッカー大会の決勝戦が11日行われ、東京ヴェルディジュニアが鹿島アントラーズジュニアを延長戦の末2-0で破り、8年ぶりの優勝を手にした。

<試合結果>
東京ヴェルディジュニア2-0鹿島アントラーズジュニア

 東京は準決勝・横浜FMプライマリー追浜戦と同様、前線からプレッシャーを掛け、試合の立ち上がりから鹿島を自陣に貼り付けにする。だが鹿島の堅い守りをなかなか破ることができない。
 鹿島もDFから奪ったボールをつなぎ、サイド攻撃を仕掛けるが、東京ゴールを割ることはできなかった。
 20分ハーフの前後半では勝負がつかず、5分ハーフの延長戦へ突入。
 均衡が破れたのは延長前半1分だった。東京のFW高木大輔とのワンツーでゴール前に飛び出したMF秋田翼が右足を振り抜きネットに突き刺した。そしてその3分後、高木が右サイドからDFをかわし、「キーパーの位置を見て逆に打った」というシュートをゴール左隅に決め、鹿島を突き放す。
 昨年まで3年連続準決勝で破れ、涙をのんだ東京が、念願の優勝を手にした。
 今大会で13点を決め、得点王の高木は「今日は体力的にも、気温的にも一番苦しい試合だった。キャプテンということで、プレーが堅くなった部分もある」と振り返った。
 永田監督は「試合を重ねるごとに、チームは洗練されていった印象だった」とチームを称えた。

<写真説明>先制点を喜ぶ東京ヴェルディジュニア 

(取材・文 武澤伸昭)

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