ミラン(イタリア)などで活躍し、欧州年間最優秀選手にも輝いた元リベリア代表FWジョージ・ウェア氏(41)が19日、福島県郡山市に発足したクラブチーム、バリエンテ郡山の総監督に就任し、同市内で記者会見した。サンケイスポーツによるとウェア氏は2012年までの契約で、数ヵ月に1度来日し、選手育成や外国人選手獲得などで協力するという。同氏は「日本サッカー界にさらなる可能性をもたらすことができると確信している」と話したとのこと。バリエンテ郡山はIT関連企業を経営する立川光昭氏(31)が代表を務め、監督はアルゼンチンなどでプロ経験のある大平誠氏(29)。今季から福島県社会人リーグ3部に参戦する予定だという。

(文　吉田太郎)