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カマタマ讃岐、遠征費捻出に苦労

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 四国リーグのカマタマーレ讃岐(羽中田昌監督)が、今月下旬から行われる全国地域リーグ決勝大会の遠征費捻出に苦悩していることがわかった。四国新聞が報じている。

 22日から開催される大会でBグループに入った讃岐は、1次ラウンドは高知県で戦うことができる。しかしこのグループで勝ち上がり、28日からの決勝ラウンドに進むこととなれば、決戦の地は石垣島。多大な遠征費を用意する必要がある。
 四国新聞によると、先月29日には運営会社「カマタマーレ讃岐」(熊野実社長)が支援基金を設立、幅広い支援を求めるとともに、選手たちも募金活動など資金集めに奔走しているという。

 この“地域決勝”は讃岐をはじめ「JFL昇格」を目指すクラブにとって、上位に入ることが至上命題でもある大会。しかしその大会そのものへの遠征費の捻出に苦労している状況だ。
 同紙では、チームの計画による数字として、大会で予定した遠征費は200万円程度。だが、石垣島では交通費で1人当たり10万円以上掛かり、登録選手25人だけでも、この時点で予算オーバーだとしている。

 熊野社長は「どんなに少額でも支援してほしい。多くの人にチームと一緒に夢を買ってほしい」と呼び掛けているという。

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