【福岡大vs.同志社大】
【札幌大vs.法政大】

[8.1 全日本大学トーナメント1回戦 福岡大 5-2 同志社大 ユニバー]

　U-20日本代表の快足ストライカー、FW永井謙佑(3年=九州国際大付高)と全日本大学選抜の守護神・河田晃兵(4年=大分鶴崎高)擁する福岡大(九州)が、1年FW清武功暉(大分U-18)と永井の2得点の活躍などにより同志社大(関西3)に5-2で勝利。ベスト8へ駒を進めた。

　福大は試合開始直後の1分、清武がPA中央から先制ゴール。さらに21分には永井が頭で、34分には再び清武が加点した。3点ビハインドで前半を折り返した同志社大は後半10分、MF杉山和毅(2年=清水商高)の右クロスを途中出場のFW角島康介(3年=鵬翔高)が決めて追撃開始。さらに25分には同じく途中出場のMF徳丸敬紘(3年=丸岡高)がゴールを決めて1点差とした。
　川崎Fの特別指定選手・MF楠神順平(4年=野洲高)ら攻撃陣が一気に勢いづく同大。だが、福大は1点差とされた直後の27分、MF藤田直之(4年=東海大五高)のパスから永井が決めて再びリードを広げると、40分にも途中出場のFW高橋祐太郎(4年=三潴高)がゴールを決めてダメ押した。


[8.1 全日本大学トーナメント1回戦 札幌大 0-0(PK3-1) 法政大 ユニバー]

　札幌大(北海道)がPK戦の末に、法政大(関東2)に勝利。初戦突破した。
　前線のFW畠山直人(4年=北海道栄高)やスピードのあるMF清原圭介(4年=帯広北高)、MF渡部誠弘(4年=室蘭大谷高)中心に攻める札幌大に対し、法政大はMF富井英司(4年=横浜FMユース)やFW阿部拓馬(4年=横河武蔵野FCユース)らがゴールを目指した。
　だが、ともに相手の堅守を破ることができず試合は延長戦へ。そこでも決め手なくPK戦へ突入した。1人目が外した法政大は2人目も札幌大のGK二瓶考太郎(3年=ヴェルディユース)に止められるなど3人連続で失敗。法政大のGK若田和樹(4年=弥栄西高)も相手の2人目をストップしたが、最後は2-1から札幌大の4人目・DF瀬戸友貴(4年=登別大谷高)が決めて勝負アリ。札幌大が8強への切符をつかんだ。

(文　吉田太郎)
▼大学サッカー・総理大臣杯特集