beacon

[高校選手権]静岡決勝は藤枝明誠vs清水商に

このエントリーをはてなブックマークに追加
 第88回全国高校サッカー選手権静岡県大会は28日、準決勝を行い、初優勝を狙う藤枝明誠と全国選手権優勝3回の名門・清水商が決勝進出を果たした。

 今年の全日本ユース選手権で8強へ進出している藤枝明誠対常葉橘は、試合開始直後にFW安東大介のゴールにより藤枝明誠が先制。藤枝明誠はさらに24分にも左CKをつなぎ、最後はMF小川哲生主将が頭で追加点を決めた。常葉橘は後半26分、途中出場の久保山太暉が追撃ゴールを決めたが1点及ばず、2-1で勝った藤枝明誠が初の全国選手権出場へ王手をかけた。

 清水商と静岡学園という全国優勝を経験したことのある名門同士と対戦となったもう1試合は、清水商が前半に2度の相手オウンゴールを得て2-0とリード。だが、静岡学園は後半16分、右サイドからの折り返しをFW廣渡剛太が押し込み1点差に迫る。この後、静岡学園が猛攻を仕掛けるが耐えた清水商は後半ロスタイム、カウンターからFW風間宏矢が鮮やかなループシュートを決めて3-1で勝利を収めた。

 藤枝明誠が勝てば初、清水商が勝てば9年ぶり12回目の全国出場が決まる決勝は12月6日にエコパスタジアムで行われる。

【静岡】
[準決勝]
静岡学園 1-3 清水商
常葉橘 1-2 藤枝明誠

(文 吉田太郎)

特設:高校サッカー選手権2009

TOP