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[Jユースカップ]三菱養和SCユースが3発発進

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[12.6 Jユースカップ決勝T1回戦 鹿島ユース 1-3 三菱養和SCユース NACK]

 2009Jユースカップ第17回Jユース選手権大会決勝トーナメント1回戦、NACK5スタジアム大宮の第2試合は三菱養和SCユース対鹿島アントラーズユース。立ち上がりから全日本ユース選手権4強の三菱養和SCユースが攻勢に出た。1トップの木村陽一郎を軸に、田中豪紀、新潟加入内定の加藤大、佐藤聖、田鍋陵太の4シャドーが一気に前線に飛び出して、鹿島ユースを圧倒する。
 しかし、先制したのは鹿島ユースだった。前半24分、鹿島ユースはゴール中央右よりの位置でFKを得ると、U-17日本代表FW神田圭介が鋭い助走から、一気に右足を強振。ボールは壁の上をうなりをあげて通過すると、大きくブレて、GK原田祐輔の手の上を不規則な変化と猛烈なスピードで通過し、ゴール左上隅に突き刺さった。
 神田のスーパーゴールで鹿島ユースが先制するが、三菱養和SCユースの猛攻はさらに勢いを増した。すると27分、1年生MF田鍋の縦パスに反応した木村が絶妙なループシュートを沈め、すぐさま試合を振り出しに戻す。

 そして1-1で迎えた後半、立ち上がりから一気に猛攻を仕掛けた三菱養和SCユースは、右CKから相手のオウンゴールで逆転に成功すると、39分には怪我から復帰し、交代出場したMF田中輝希が、佐藤からのスルーパスをダイレクトで沈めて、試合を決定付けた。鹿島ユースも後半、三菱養和SCユースと同じ10本のシュートを放つが、ゴールを奪えず、初戦で涙した。

<写真>互いが攻め合った試合は三菱養和SCユース(白)が鹿島ユースに競り勝った
(FBN)

特設:Jユースカップ2009

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