2010年の大学サッカー界注目選手インタビュー。第6回は仙台大のFW奥埜博亮(新3年=仙台ユース)です。大学2年だった昨年、下部組織でプレーしていたベガルタ仙台の特別指定選手に登録。今季も引き続き同クラブに特別指定されている注目のアタッカーです。技術とスピード、得点力を兼ね備える東北ナンバー1ストライカーの今年の目標とは?

―デンソーカップチャレンジについて。
「決勝に行くというのがチームの最初の目標だったが、初日に2敗してしまった。やはり、関東や関西などプレッシャーが早い中で試合をしているチームとは差があると思った。北海道や東北のリーグはそういう部分が弱いので、ふだんのリーグ戦から意識して、プレッシャーの速さやプレーの質をあげていかなければならないと思った」

―今大会で自分なりにできた部分、できなかった部分は?
「ある程度キープしたり得点することはできたが、もっともっと点につながるようなプレーをしなければならないと思う。ボールをもらう前だったり、あるいはボールをもらってからの判断の速さを改善していきたい」

―2010年、自分のどのような部分に注目してもらいたいか?
「得点だったりアシストだったり、点に絡むプレーを見てほしい。動き出しからパスをもらってからゴールまでの一連の動きに注目してもらいたい」

―2010年、有言実行できる目標は?
「チームとしては、全国大会で仙台大で少しでもいい順位を出せるのが目標。個人的には、有言実行できるかわからないけど、選抜チームとかにもっと絡んで行きたい」

―仙台のキャンプに参加したことで変わったことは?
「自分のプレーの幅や、考え方……プロの人はサッカーをよく知っているので、いろいろと学ぶことが多かった」

(取材・文　飯嶋玲子)

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▽過去のインタビュー
第1回:福岡大FW永井謙佑
第2回:流通経済大DF山村和也
第3回:慶應義塾大MF河井陽介
第4回:順天堂大GK松本拓也
第5回:関西大DF田中雄大

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