[JFL前期第8節]

　ツエーゲン金沢の元日本代表FW久保竜彦が、ホーム石川県西部緑地公園陸上競技場で28日に行われたJFL第8節V・ファーレン長崎戦で、今季初ゴールを挙げた。

　2-2の後半28分、右サイドからDF斉藤雄大のクロスに、久保が広島や横浜FMでも強さを発揮していたヘディングでゴールネットを揺らした。しかし、同34分にCKから失点し、試合は3-3の引き分け。チームは開幕から2戦2分となった。

　金沢によると、上野展裕監督は久保のプレーについて「よくやってくれました、得点も取ってくれましたので。運動量の面ではこれくらいか、もう少し上がってくるかなと思っています。フィジカル面は去年より上がってきたと思います。強引にシュートを打てるところですとか、打点の高いヘディングもそうですし、大橋からのキックを何度も何度も彼が競ったりしてくれましたので、彼はほんとによくやってくれました」と高く評価している。

(文 近藤安弘)

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