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カタール地元紙がクルム伊達の優勝を破格の大きさで報道。岡田ジャパンの写真も掲載

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15日にあったテニスの全日本選手権女子シングルス決勝で21歳の瀬間友里加をストレートで下して16年ぶり3度目の優勝を飾ったクルム伊達公子(38)の記事が、カラー写真つきでカタールの地元紙「ザ・ペニンシュラ」のスポーツ面1面に掲載された。
スポーツ面のトップ記事は男子テニスの世界上位ランキング選手のみが出場するマスターズ(上海)大会。
9月の全米オープンで錦織圭がベスト16に入った際には、バーレーンの地元紙が写真付きで扱ったが、伊達の場合は国際大会ではなく、一国の国内選手権優勝。極めて異例と言える破格の扱いだ。
記事には「もっと上に行けるとおもう。どこまで行けるか自分も知りたい」という伊達のコメントも掲載され、アジアの女性アスリートの先駆けである伊達への関心の高さをうかがわせた。
なお、サッカー日本代表の写真がスポーツ面5面に掲載されたが、なぜか記事は1行もなく、キャプションのみだった。

 (取材・文 矢内由美子)

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