欧州CLは5日、マンチェスター・U(イングランド)対R・マドリー(スペイン)戦の決勝トーナメント1回戦第2戦を行う。

　4日には前日会見が行われ、ホームでスペインの名門を迎え撃つマンチェスター・Uのアレックス・ファーガソン監督は「今回はビッグゲームだ。それは練習の取材に訪れたフォトグラファーの数を見れば一目瞭然。今回のような試合が実現することこそ、チャンピオンズリーグの利点だと思う。毎シーズン、チャンピオンズリーグでは欧州のビッグクラブと対戦する機会を手にするが、明日の試合は欧州でも最大級のチームが相手になるからね」と語った。

　アウェーでの第1戦はアウェーゴールを奪って1-1ドロー。8強入りへ半歩前進してホームゲームを迎える。その一戦で注目のひとつが、次の試合で公式戦通算1000試合出場という節目を迎えるMFライアン・ギグスの起用法。クラブによると、指揮官は「先発かベンチスタートになるかはわからないが、ライアンは試合のどこかで起用する。彼の存在はチームにとって重要だからね」と現時点で先発か、ベンチスタートか決めかねていることを口にしたという。

　“メモリアルゲーム”の出場時間は未定。だが、どのような起用法となっても、今年11月に40歳を迎える大ベテランがその経験と技術でチームに落ち着きと勝利をもたらす。

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