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[CL]勝利するも敗退…ゼニト暫定監督「今後につながる試合」

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[3.19 欧州CL決勝トーナメント1回戦第2戦 ドルトムント1-2ゼニト]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は19日、決勝トーナメント1回戦第2戦を行った。ゼニト(ロシア)は敵地でドルトムント(ドイツ)に2-1で勝利したものの、2戦合計4-5で敗退が決定。初の8強進出はならなかった。

 リーグ戦でも不調が続いているゼニトは、今月11日にルチアーノ・スパレッティ前監督を解任すると、18日にはアンドレ・ビラス・ボアス氏の新監督就任が発表された。ポルトガル人指揮官はドルトムント戦翌日の20日からチームの指揮を執ることが決まっており、この日はセルゲイ・セマク暫定監督がチームを率いた。

 試合後、セマク暫定監督は「もちろん、どんなときも勝利は素晴らしいものだ。今日のように、ホームでもう少しいいサッカーをして、もっといい結果を出せていれば、勝ち上がれる可能性はあった。本当に残念だ」と勝利しての敗退に落胆する様子をみせた。

 FWフッキが前半17分に先制点。同38分に1-1に追いつかれ、2戦合計3-5に突き放されたが、後半28分にFWホセ・ロンドンがダイビングヘッドを決めて、2戦合計4-5と再び1点差に詰め寄った。しかし、あと1点が及ばずにそのまま試合終了。初の8強進出へ届かずに敗退が決定した。

 セマク暫定監督は「全力を尽くし、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた選手たちに心から感謝したい。もちろんミスもあったが、今後につながる試合だった。また、ドルトムントの選手たち、コーチ陣、そしてファンにおめでとうと言いたい。2試合全体では相手の方が上で、彼らは勝ち上がるにふさわしかった」とチームとともに相手を称えた。


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