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「シャビより私の方がバルサのスタイルを体現している」パリSGのL・エンリケ監督が古巣戦を前に主張

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パリSGを率いるルイス・エンリケ監督

 パリSGは10日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝第1戦でホームにバルセロナを迎える。試合を前にルイス・エンリケ監督が、相手より自分たちの方がバルセロナのスタイルを体現していると主張した。アメリカのスポーツ専門チャンネル『ESPN』が伝えている。

 L・エンリケ監督は現役時代にバルセロナで8年間プレーし、指揮官として3年間チームを率いた。就任初年度の2014-15シーズンには3冠を達成。2017年の退任後、初めてバルセロナを相手に戦うことになる。

 試合に向けた記者会見でL・エンリケ監督は、ポゼッション、プレッシング、ポジショニングなど攻撃を基本とするバルセロナの哲学を自分とシャビ・エルナンデス監督のどちらがより表現しているか問われ、「間違いなく自分たちだ」と自信を示した。

「ボールポゼッション、ゴールチャンス、ハイプレス、トロフィーの数。これは意見ではない。数字に基づいている。議論の余地はない。他の人は違う考えを持つかもしれないが、疑いの余地はない」

 L・エンリケ監督はシャビ監督とバルセロナの選手時代に共にプレーし、指揮官として指導した経験も持つが、それが有利に働く可能性は低いとみているようだ。

「監督としてのシャビはまったく知らない。選手としてのシャビしか知らない。クラブのことはよく知っているが、監督としてのシャビは知らないんだ」

「バルセロナのことはよく知っているし、選手たちのことも知っている。それがアドバンテージになるかは分からないけどね。逆に働くかもしれない」

「バルセロナは感情的にも、私にとって多くの意味を持っている。あそこでプレーしていたのだから。でも私はプロフェッショナルだし、自分の仕事とチームのことを考えなければならない」

 古巣への愛着ものぞかせたL・エンリケ監督は「私にとって特別な試合になるだろう。だが、パリSGのために全力を尽くす準備はできている。試合が楽しみだし、自分にはこのクラブにトロフィーをもたらす力があると信じている」と意気込んだ。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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