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パリSGを破る技あり弾のドルトムントFWフュルクルク「ウェンブリーまであと90分」

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決勝点を挙げたFWニクラス・フュルクルク

 ドルトムントは1日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝第1戦でパリSGをホームに迎え、1-0で勝利を収めた。決勝進出を懸けた第2戦は7日にアウェーで行われる。

 11年ぶりの準決勝に臨んだドルトムントは前半36分に先制した。自陣の左サイドからDFニコ・シュロッターベックがロングパスを送り、裏へ飛び出したFWニクラス・フュルクルクが見事なトラップから左足でシュート。低い弾道でニアを破り、これが決勝ゴールとなった。

 欧州サッカー連盟(UEFA)公式サイトによると、フュルクルクは「信じられないような雰囲気だった。いつも1-0のリードで試合に入るような感覚だ。でも僕らは今日とても苦しんだ。相手が大きなプレッシャーをかけてくる局面もあった。あのような強豪との対戦では避けられないことだ。今はハーフタイム。(決勝が開催される)ウェンブリーまであと90分だ。でも僕たちは謙虚なままだ」と語っている。

 また、プレイヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれたDFマッツ・フンメルスは「今日は最高の試合ができた。とても洗練されたゲームだった。お互いに助け合って最高のパフォーマンスができた」とコメント。エディン・テルジッチ監督は「良いチームパフォーマンスだった。我々はもっとゴールを決めることができたが、それは相手も同じだった。だから、私から見ればこの結果はOKだ」と振り返り、「ウェンブリーへの道は自分で切り開くしかない。今必要なのはセカンドレグで引き分けることだが、来週は勝ちたい。少しリードしているし、チャンスもある」と敵地での第2戦を見据えた。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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