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[CL]チェルシーのラミレス「ここに戻って来ることができて嬉しい」

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 27日に行われるCLの準々決勝・第1戦のベンフィカ戦を前に、チェルシーのブラジル人MFラミレスが、公式HPでインタビューに答えている。

 10年にはベンフィカのリーグ優勝に貢献したラミレスは、アウェーチームの一員として、ベンフィカのホームスタジアムであるエスタディオ・ダ・ルスに戻ってきた。

「このピッチに戻ってくることができてうれしいよ。このタイミングでベンフィカと対戦することを望んでいたわけではないけど、このスタジアムを離れたことが寂しかったし、またここで試合ができることを嬉しく思う」と、古巣との対戦を喜んだ。

「最後にここでプレーしたのは、リオ・アヴェとのカップ戦決勝で、僕たちは勝って優勝できた。だから、すごく良い思い出がここにはあるんだ。僕がベンフィカに所属していたのは、たった1年だけだった。チェルシーに居た期間の方が長いけど、リスボンよりもロンドンの方が良いとは断言できないね。町の雰囲気が違うけど、両方とも素晴らしい所さ。言葉の面でいえば、ポルトガル語が通じるから、リスボンの方がいいかもしれないね。でも、僕はロンドンに、プレミアリーグに、チェルシーに行きたかったんだ」と、リスボンという場所への思いを語っている。

 ベンフィカについても「チームのことは良く知っているよ。難しい試合になると思うけど、チェルシーが勝てるといいね」と語り、要注意人物には「良い選手が多いけど」と前置きをしつつ、「MFパブロ・アイマールには注意が必要だ。彼に自由を与えないように、気を付けなければいけないね」と、元アルゼンチン代表MFの名前を挙げた。

 周囲の楽観ムードに対し、ラミレスは否定的だ。「1-0でアウェーゴールを持ち帰ることができれば最高だね。でも、僕たちは2戦目をホームで戦えるのだから、引き分けも悪い結果ではないと思うよ」と、アウェーでの第1戦に警戒心を強めた。間もなく始まる一戦で、さらなる良い思い出をつくることができるだろうか。


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