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[EL]前回王者が不覚、GL敗退の危機に

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 EL・B組の第5節が1日に各地で行われ、前回王者A・マドリー(スペイン)がホームでアリス・テッサロニキ(ギリシャ)に2-3とまさかの黒星を喫し、グループリーグ敗退の危機に陥った。

 試合は前半2分、いきなりアウェーのアリス・テッサロニキがMFコケの得点で先制。勝てば最終節を残して決勝トーナメント進出が決まるA・マドリーも直後に反撃を開始し、FWディエゴ・フォルランとFWセルヒオ・アグエロの連続ゴールで前半16分までに逆転に成功した。

 しかし、後半6分に再びコケがネットを揺らし2-2の同点になると、同37分にはDFニコス・ラザリディスがゴールを決めてアリス・テッサロニキが逆転に成功。そのまま逃げ切り、前回王者に土を付けた。

 この結果、勝ち点7で並んだ両チームだが、直接対決の結果アリス・テッサロニキがA・マドリーをリードして最節にもつれこむことに。16日の最終節、アリス・サロニカはホームですでにグループリーグ敗退が決定したローゼンボリ(ノルウェー)と対戦。一方のA・マドリーは、今節の勝利でB組首位を確定させたレバークーゼン(ドイツ)とアウェーで対戦することになる。

[写真]頭を抱えるアグエロ

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(文 宝田雅樹)

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