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[ケイスポ]慶應義塾大vs国士舘大 試合後の慶應義塾大コメント

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[慶應スポーツ ゲキサカ版]

[9.22 関東大学1部・前期リーグ 第13節 慶應義塾大4-2国士館大 熊谷]

 前節の筑波大戦では1-8の大敗を喫してしまった慶大。インカレ出場に向けてもう後がない慶大は国士大との一戦を迎えた。「うまく気持ち切り換えて今日はしっかり自分たちのサッカーが出来た」(増田湧介・2年=清水東高)と語るように、前節とはうって変って90分間慶大が試合を支配した。今季最多となる4ゴールをあげ、4-2で快勝。怪我から復帰した近藤貫太(1年=愛媛FCユース)にもゴールが生まれ、前節の大敗を引きずることなくインカレ出場に望みをつないだ。


以下、慶應義塾大コメント

●須田芳正監督
―今日の試合を振り返って。
「ナイスゲームです。先週と違うのは、試合開始してから90分間当たり前にやることをしっかりできたことです」

―筑波大戦からの1週間について。
「みんな自信喪失して一昨日くらいまで元気がなかったため、いかに国士大戦に向けてモチベーションを高めていくかが苦労しました。先週は当たり前のことが全然出来なかったので。例えば相手のシュートに対してブロックに行かない、ただ見ているだけであったりとかでしたので、ビデオをみると腹立たしくなるくらい何にも出来ていなかったです。なので、その気持ち部分を変えるのに必死だったし、今日上手くいったので良かったです」

―前半からかなりラインを高くしてディフェンスをしていたが。
「先週は引いて守ってコンパクトにしようと思いまいたが、それが裏目に出て消極的になってしまい、失点を重ねてしまったので。そこは、ある意味で開き直って、多少ラインが浅くなってもボールを奪いに行くのが我々のフットボールなので、今日は積極的に行きました」

―4バックに変更した意図は何かあったのか?
「夏場ずっと3バックでやっていましたが、先週大敗してしまったので、今のメンバーにおいては4バックのほうが安定すると思いました。また、チームと選手の気分をかえるきっかけにもなると思いました。今は3バックも4バックもできるので、相手によって変えようと思いましたが、今日は相手のSBが高めでプレーをしていたため4バックを採用しました」

藤田息吹主将(4年=藤枝東高)
―今日の試合を振り返って。
「勝ち点3だけを狙っていったので、本当に良かったです」

―フォーメーションが前回と変わったが。
「やるべきことは変わらないのであまり意識していないです」

―前節から修正したことは?
「先週大敗してしまったので、気持ちを入れ替えることです」

森田達見(4年=川崎F U-18)
―前節からどのようなことを意識してトレーニングをしましたか?
「フォーメーション自体も変わったんですけど、一番意識したことはサッカー選手として最後まで諦めずに戦う姿勢だとか、相手よりも走るだとかそういう夏にやってきたトレーニングを出そうということをみんなで意識してやってきました」

―今日はアシストとゴールを記録しましたが、自身の出来は?
「得点に絡むという部分ではある程度できたと思うんですけど、ポストに当たったシュートとかもありましたし、ああいうのを決めていればもっと楽な試合になったと思うので、そういう部分はまた練習していきたいなと思います」

―次節に向けての意気込みを。
「リーグ戦を長い目でみたら今日はただの1試合ですし、連勝しないと上は見えてこないと思うので、良い部分は覚えて、悪かった部分を改善してまた次の試合に勝ちたいと思います」

岩田修平(3年=名古屋U-18)
―自身の得点シーンを振り返ると。
「あれはラッキーだったんですけど、泥臭くあそこを狙えたのは良かったかなと思います」

―今日は4バックを採用し、サイドバックとして起用されましたが。
「前期は基本的に4バックで、サイドバックで出させてもらっていたので、心配とかはなかったんですけど、フォーメーションを変えた中で個人的にも全体的にもうまく機能したなと思います」

―前節の大敗から修正した点は?
「まず一つはフォーメーションを変えたことと、もう一度当たり前の部分というか闘うということを全員で意識してやっていこうと。気持ちの部分ですけど、ここから開幕のつもりでいこうということで臨んで、勝てたので、すごく良かったと思います」

近藤貫太(1年=愛媛FCユース)
―今日の感想は?
「自分としては復帰戦でしたし、そういう意味では前節の1-8という結果を含めて特別な思いがありました」

―復帰戦として、自分自身の出来は?
「ゴール出来たことは良かったことだと思いますし、(前節の)1-8という状況からこの1週間の期間で勝利に結び付けられたという意味では、良い意味でチームを変えられたのかなとは思います」

―これからのリーグ戦に向けて。
「これを継続することが大事だと思いますし、また次の試合で大敗しては意味が無いので、次節も良いゲームが出来るように1週間良い準備したいと思います」

[写真]得点を挙げた岩田

(取材・文 慶應スポーツ新聞会)

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