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[スポ東]2度のリードを守り切れずドロー 最高勝ち点記録樹立の可能性消滅

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[スポーツ東洋 ゲキサカ版]
[11.18 第86回関東大学サッカーリーグ戦・後期2部リーグ第21節 東洋大2-2駒大]

 前節、開幕戦以来の黒星を喫した東洋大は、3位駒大との一戦に臨んだ。2度リードするも後半アディショナルタイムに追いつかれ2-2で試合終了。今節の引き分けにより、最高勝ち点記録樹立の目標は途絶えた。

<得点者>
30分 オウンゴール
71分 野崎桂太(4年=大宮ユース)

<出場メンバー>
▽GK
松下理貴(4年=柏U-18)
▽DF
馬渡和彰(3年=市立船橋高)
87分→久保田大智(4年=F東京U-18)
郡司昌弥(1年=柏U-18)
市川恵多(4年=前橋商高)
松本怜大(4年=札幌U-18)
▽MF
黒須大輔(3年=習志野高)
石川俊輝(3年=大宮ユース)
桑田直徹(3年=大宮ユース)
川崎諒(4年=柏U-18)
20分→年森勝哉(3年=F東京U-18)
▽FW
三田尚央(3年=F東京U-18)
90分+2→澤井浩亮(4年=浦和東高)
野崎桂太(4年=大宮ユース)

 強風と悪ピッチコンディションの中行われた今節。序盤から東洋大は攻勢に出る。左サイドの三田が高い位置を取り、果敢にドリブルを仕掛け駒大ゴールを脅かす。しかし18分、ゴール前での混戦で川崎が負傷してしまい、途中交代を余儀なくされる。その後ボールを回しながらチャンスを伺っていると、30分、黒須のパスでゴール前に抜け出した桑田が相手GKを交わし、シュートを放つ。これが相手DFのオウンゴールを誘い、ラッキーな形で先制点を挙げる。リズムが出てきた東洋大は37分にも年森のクロスに馬渡が頭でゴール前に落とし、桑田が飛び込むも合わず。前半は1点リードして折り返す。

 集中して後半に入りたいところだったが、開始早々に一瞬の隙を突かれ同点に追いつかれてしまう。そこから駒大の猛攻を浴び、立て続けにシュートを打たれるも追加点は許さない。後半26分、カウンターから得たCKを野崎が右足で合わせ、再びリードを奪うことに成功。そのまま冷静に試合をコントロールして終えたいところだったが、後半アディショナルタイムにゴール前の混戦から決められ、再び同点に追いつかれてしまう。それでも諦めることなく前線に高さのある澤井を投入し、僅かに残された時間で勝ち越し点を狙ったが、チャンスを決めきることができず、2-2で試合を終えた。

 今節の引き分けで最高勝ち点記録樹立の可能性が消滅してしまった。しかし次節は今季最終戦で、4年生にとっては大学生活最後の試合になる。さらに対戦相手は開幕戦で黒星をつけられた桐蔭大だ。開幕戦の時は古川監督のサッカーが浸透していなかったが、シーズンを通して互いの連携を深め、成長してきた。最後に開幕戦の借りを返し、有終の美を飾ることができるか。東洋大イレブンの意地の見せ所だ。

[写真]絶妙な飛び出しから相手のオウンゴールを誘った桑田

(文 スポーツ東洋 小俣勇人)
(写真 国府翔也 白石有香)

[次節試合予定]
第22節・11月24日桐蔭大戦(13:50@駒沢第二球技場)

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