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[スポ東]小山大、平石のゴールで開幕戦以来の白星!!

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[スポーツ東洋 ゲキサカ版]
[9.11 第87回関東大学サッカーリーグ戦・後期1部リーグ11節 東洋大2-1桐蔭大]

 前節流経大に惜敗し、最下位に転落してしまった東洋大。今節は、現在リーグ3位を走る桐蔭大と対戦した。前半は試合を支配するも、相手の堅い守備に阻まれ0-0で折り返す。迎えた後半開始早々、小山大の初得点で先制すると、68分にも平石がゴールし試合を優位に進める。84分に失点を喫するもその後は全員で体を張って守り、2-1で開幕戦以来の勝ち星を挙げた。

東洋大2-1(0-0)桐蔭大

<得点者>
50分 小山大貴(2年=大宮ユース)

<出場メンバー>
▽GK
浅沼優瑠(3年=成立学園)
▽DF
馬渡和彰(4年=市立船橋高)
藤井悠太(4年=武南高)
筑井駿(3年=前橋育英高)
平石直人(3年=帝京高)
▽MF
石川俊輝(4年=大宮ユース)
桑田直徹(4年=大宮ユース)
黒須大輔(4年=習志野高)
88分→仙頭啓矢(1年=京都橘高)
斉藤昂太(3年=八千代高)
81分→年森勝哉(4年=F東京U-18)
▽FW
三田尚央(4年=F東京U-18)
78分→内田築(4年=市立船橋高)
小山大貴(2年=大宮ユース)
 
 立ち上がりから試合の主導権を握る。9分、CBの藤井がドリブルで突破し、小山大に合わせたクロスのこぼれ球を三田が拾いシュートを打つ。そのシュートが相手のハンドを誘い、ペナルティエリア手前でFKを獲得する。これを、三田が弾道の低いシュートでゴールを狙うが、左に外れてしまった。再三のチャンスをものにできずにいると、相手の反撃を受ける。26分、相手選手がDFの裏に抜け出し、GK浅沼と1対1になってしまう。しかし、浅沼は冷静にシュートコースを読み切り、体で防いだ。このビッグセーブから、東洋大に流れが傾く。42、44分と立て続けに相手陣内に押し込み、三田、小山大がシュートを放つもゴールならず。終始、試合を優位に進めながらも決定機を逃し、0-0で折り返した。

 ハーフタイム中、監督に「しっかり戦え」と喝を入れられた選手たちは、後半開始早々から積極的に攻めていく。50分、馬渡が相手のクリアをカットし、クロスを上げる。惜しくもボールはクロスバーに嫌われてしまうが、跳ね返ったボールを走りこんでいた小山大が頭で押し込み、先制点を挙げる。リードを奪ってからも、攻撃の手を緩めない。すると、68分に待望の追加点が入る。ペナルティエリア左から斉藤が放った強烈なシュートは相手GKに弾かれてしまうが、こぼれ球を平石が押しこみ、リードを2点に広げた。しかし、その後は耐える時間が続く。71分のピンチにはまたもや浅沼が好セーブを見せるも、85分に一瞬のすきを突かれ、ゴールを決められる。その後も相手に攻め込まれるが、全員が高い集中力を保って守り切り、2-1で勝利。待望の勝ち点3を手にした。

 前節の敗戦で最下位に転落し、「降格」という二文字が脳裏に浮かんだ東洋大イレブン。今まで以上に全員が危機感を募らせる中、「泥臭く戦おう」という監督の言葉通り、粘り強いプレーで勝利をもぎ取った。しかし、久々に勝利したものの順位は最下位のままだ。リーグ戦もまだ混戦模様で挽回の余地は充分にある。今日の勝利で選手たちが自信を取り戻し、勢いに乗っていけるか。ここから東洋大旋風を巻き起こす。

[写真]ビッグセーブや的確なコーチングで勝利に貢献した浅沼

(文 スポーツ東洋 村田真奈美)
(写真 横井喬 平柳麻衣)

[次節試合予定]
第12節・9月21日早大戦(13:50@ゼットエーオリプリスタジアム)

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