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[スポ東]試合終了間際に失点し、連勝ならず

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[スポーツ東洋 ゲキサカ版]
[09.18 第87回関東大学サッカーリーグ戦・後期1部リーグ第12節 東洋大2-3早大]

 悪天候で延期された第12節。現在2位につける早大と対戦した。開始早々に不用意なミスから失点してしまうが、その直後、19分に黒須の10試合ぶりとなるゴールで同点に。さらに43分に馬渡のボレーシュートが決まり、1点リードで折り返した。しかし、後半に入り流れは早大に。PKで追いつかれると、終了間際に勝ち越しを許し逆転負けを喫し、今季初の連勝を逃した。

東洋大2-3(2-1)早大

<得点者>
19分 黒須大輔(4年=習志野高)
43分 馬渡和彰(4年=市立船橋高)

<出場メンバー>
▽GK
浅沼優瑠(3年=成立学園高)
▽DF
藤井悠太(4年=武南高)
馬渡和彰(4年=市立船橋高)
平石直人(3年=帝京高)
筑井駿(3年=前橋育英高)
▽MF
黒須大輔(4年=習志野高)
80分→小島正之介(2年=常総アイデンティU-18)
石川俊輝(4年=大宮ユース)
桑田直徹(4年=大宮ユース)
斉藤昂太(3年=八千代高)
▽FW
三田尚央(4年=F東京U-18)
62分→佐々木雅人(3年=西武台高)
小山大貴(2年=大宮ユース)
87分→郡司昌弥(2年=柏U-18)

 これ以上、もう勝ち点を落とせない東洋大は早大との一戦。キックオフ直後、相手のロングボールの処理を誤り、裏に抜け出され失点する。いきなりリードを許す展開となってしまう。その後は両サイドを起点に相手を揺さぶり、流れをつかむと19分、CKの流れから、斉藤のスルーパスに反応した黒須が抜け出す。ペナルティエリア内に侵入すると、左足でニアサイドを打ち抜き同点に追いついた。ここから勝ち越しを狙い攻勢を強める。石川、桑田を中心とした中盤での細かいパスワークからサイドへの展開、中央突破と多彩な攻撃で相手守備陣に的を絞らせない。迎えた43分、ゴール前の混戦から小山大が粘ってボールをキープし、前線に上がってきた馬渡へつなぐ。馬渡は相手と競り合いながらも、体を反転し華麗なボレーシュートを決め勝ち越しに成功。東洋大ペースで前半を終えた。

 さらに追加点を奪うべく、後半に入っても攻めの姿勢は崩さない。47分、三田がドリブルで切れ込みシュートを放つも、惜しくも枠を捉えられない。なかなか得点を奪えずにいると、徐々に疲労が見え始め、相手の厳しいプレスで自陣へ押し込まれる。すると61分、ペナルティエリア内で浅沼が相手選手と交錯し、PKを与えてしまう。これを決められ同点に追いつかれる。ベンチも直後に佐々木、今季初出場の小島と攻撃的な選手を投入し、勝負に出た。65分に馬渡がFKを直接狙うも相手GKのファインセーブに遭う。80分にはカウンターから佐々木のパスに小島が反応し、ペナルティエリア内で倒されたが、笛は鳴らない。逆にそこから相手のカウンターを受ける。一度はシュートを浅沼が防ぐも、こぼれ球を押し込まれ勝ち越し点を与えてしまった。その後は藤井を前線に上げ、パワープレーを試みるも得点は奪えず試合終了。2対3で敗れた。

 試合後、選手たちは逆転負けの悔しさを滲ませていた。次節は西が丘での明大戦。開幕戦で同じ場所、同じ相手に劇的な勝利を飾ったのが記憶に新しい。勝ち点3をつかみ取るため、チーム一丸で開幕戦の再現を狙う。

[写真]2節以来のゴールを奪った黒須

(文 スポーツ東洋 横井喬)
(写真 国府翔也)

[次節試合予定]
第13節・09月21日明大戦(11:30@味の素フィールド西が丘)

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