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[スポ東]開始早々に連続失点 リベンジ果たせず

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[スポーツ東洋 ゲキサカ版]
[11.2 第87回関東大学サッカーリーグ戦・後期1部リーグ第19節 東洋大0-2流経大]

 前節桐蔭大に完勝した東洋大だが、1部残留のためには依然負けられない戦いが続く。今節は、前回対戦で惜敗を喫した流経大との一戦だ。立ち上がりから攻められ4分、9分と立て続けに失点してしまう。その後は好機を作るが決めきれず敗戦。残留に向け窮地に立たされた。

東洋大0-2(0-2)流経大

<出場メンバー>
▽GK
浅沼優瑠(3年=成立学園)
▽DF
馬渡和彰(4年=市立船橋高)
郡司昌弥(2年=柏U-18)
筑井駿(3年=前橋育英高)
83分→平石直人(3年=帝京高)
鈴木健士(4年=札幌U-18)
45分→藤井悠太(4年=武南高)
▽MF
石川俊輝(4年=大宮ユース)
桑田直徹(4年=大宮ユース)
黒須大輔(4年=習志野高)
年森勝哉(4年=F東京U-18)
72分→斉藤昴太(3年=八千代高)
▽FW
仙頭啓矢(1年=京都橘高)
川森有真(3年=広島ユース)

 今季、流経大にはカップ戦、リーグ戦ともに敗れ、今日こそリベンジを果たしたいところだったが、4分に先制を許す。しかし、すぐに反撃に転じる。6分、川森、黒須とつないで仙頭が折り返し、最後は黒須がゴールネットを揺らすも、仙頭のプレーがタッチラインを割ったと判断されゴールは認められない。7分には川森が仙頭からパスを受け、ループシュートを放つもクロスバーを越える。すると9分、自陣ゴール前で細かくつながれ2失点目を喫し、開始10分で2点のビハインドを追うこととなってしまった。前半のうちに追い付きたい東洋大は、怒とうの攻撃を仕掛ける。20分、桑田からのロングパスに反応した馬渡が抜け出しシュートを決めるも、オフサイドの判定。またしても得点を奪うことができない。35分には黒須と川森の連携プレーでゴールに迫り、シュートを放つも相手GKに防がれる。いくつもの決定機をものにできず、0-2のまま試合を折り返す。

 後半から藤井を投入し、守備の立て直しを図る。開始早々から、右サイドを中心に攻撃を組み立てるが、相手の組織的な守備の前にチャンスをつかめない。流れを変えるため、72分に投入された斉藤は77分、78分と続けてシュートを放つもゴール右に外れてしまう。83分には筑井に代わって攻撃的な平石を投入。84分、平石のパスに仙頭が反応するもクリアされる。89分には馬渡のクロスから平石がシュートするもゴール左へ。結局、流経大ゴールを割れないまま試合は終了し、手痛い一敗を喫した。

 何度か訪れた決定機を決めきれず、序盤の失点が大きく響いた。他会場の結果次第では、次節にも降格が決まってしまう。土壇場で残留への望みをつなぐことができるか。ベンチ入りメンバーだけでなくチーム全体で気持ちを一つにして、好調・筑波大に挑む。

[写真]後半から出場した藤井はフィジカルの強さを見せつけた

(文 スポーツ東洋 村田真奈美)
(写真 平柳麻衣 横井喬)

[次節試合予定]
第20節・11月9日筑波大戦(13:50@龍ヶ崎市陸上競技場たつのこフィールド)

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