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[ケイスポ]慶應義塾大 第21節東洋大戦プレビュー

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 前節は後期無敗の国士大に対し、再三のチャンスをものにできず1-2で敗れた慶大。東洋大が勝利したことで慶大は再び最下位に転落。残留に向けて、痛い1敗となってしまった。

 今節は現在慶大と勝ち点で並び11位につけている東洋大との一戦。お互い敗れると9位の順大、10位の日体大の結果次第では降格が決まってしまう。引き分けても上位の結果次第で両校降格となる可能性がある。

 東洋大は前節では3位・筑波大を撃破。終始押される展開が続いたが、DF藤井悠太・MF石川俊輝のプロ内定コンビを中心に粘り強く守り抜いた。一方、攻撃陣は筑波大戦で2ゴールのMF黒須大輔、後期から先発に定着したFW仙頭啓矢らが好調を維持している。

 慶大はここ数試合守備が安定しており、一時の大量失点を喫するような展開はなくなった。国士大戦も2失点こそしたものの、久保飛翔(2年=済美高)を中心に堅い守備をみせた。しかし、武藤嘉紀(3年=F東京U-18)を中心とした攻撃陣が再三のチャンスを決めきれなかった。慶大としては守備陣の安定が見込めるだけに、チャンスをしっかりものにできるか。"決定力"が勝負の鍵となりそうだ。

 今後の残留争いを大きく左右する今季の大一番。両校のプライドがぶつかり合う白熱した試合展開が期待される。残留への執念が実を結ぶのは、慶大か、東洋大か。残留へのサバイバル決戦は11月17日(日)、横浜市三ツ沢公園陸上競技場にて13時50分キックオフだ。

(文 慶應スポーツ 飯田駿斗)

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