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[早スポ]早稲田大、筑波大戦後のコメント

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[早稲田スポーツ ゲキサカ版]

 早稲田大は25日、関東大学リーグ1部第10節で筑波大に1-0で勝った。

以下、試合後の早稲田大選手コメント

●MF近藤洋史主将(4年=名古屋U18)
―きょうの試合を振り返って
「何としても勝ち点3が欲しい中で、意識しなくても他の大学の試合結果によって勝たなくてはいけないというプレッシャーがありました。自分自身もきょうは絶対勝たなくてはいけないというプレッシャーをかけた中で、しっかり勝ち切れて良かったです。」
―相手のパスワークに対してはどのように対処していこうとしましたか
「今週のトレーニングの中では、自分たちから攻撃を仕掛けてゴールに対して向かっていき、守備でもそこからの素早い切り替えで相手を圧倒していこうと思ってました。ただまだまだそこの部分でこのレベルで自分たちのやりたいことを達成するまでにはいかなかったので、きょうみたいな引いてカ特に共有してませんでしたけど、自分としてはDFラインと中盤のスペースの部分で10番の中野選手(中野嘉大)にターンされたりしたら怖かったので、そこのスペースを埋めながらプレスをかけていこうと思ってました。」
―ハーフタイムの修正点は
「もう少し前でボールを奪わないと得点にはつながらないですし、0-0はオッケーだったんですけど、自分たちは勝ち点3を奪わなくちゃいけないので勝つためにもう少し前でボールを奪おうと共有しました。」
―後半は奪ってからの攻撃がなかなかつながりませんでしたが要因はどこにあると思いますか
「自分たちがボールを持った時に仕掛けたりポジションを取ったりするのがまだまだだったかなと。練習の中で高めてきた部分ではありますけど、まだ試合で発揮するレベルにはなかったというか、奪った後すぐ相手に切り替えられて攻撃につなげられず相手を圧倒することができなかったと思います。」
―先制点のアシストの場面を振り返って
「前半から自分たちがマイボールの場面になった時に相手の裏のスペースを狙ってたので、カウンター気味にもゴールは狙ってました。自分がボールを持った時に上形(FW上形洋介、4年=早稲田実高)がいいアクションをしてくれたので、そこにしっかりボールを送れて良かったと思います。」
―試合後のチームの雰囲気はいかがでしたか
「こういう戦い方でこういう勝ち方で勝ち点3を取れたのはチームとしても大きいですし、勝ち点3を取れたのは良かったと思います。」
―専大との勝ち点差も2に縮まりました
「最低限のノルマを達成したと思います。ただまずはアミノバイタル杯(アミノバイタルカップ2014)があるので、そっちの方に集中したいと思います。」
―アミノバイタル杯はトーナメントならではの難しさもありますがどういった結果を求めていきたいですか
「昨年7位でぎりぎり全国の切符を手にして、表彰式で7位の悔しさを味わいましたし、一昨年は逆に優勝という結果も味わったので、優勝して下に伝えられることもあると思うので優勝だけを求めていきたいです。」
―初戦に向けての意気込みをお願いします
「トーナメントの初戦が一番難しいっていうのはいままでの経験上分かってるので、そこに対してチームとしても個人としてもいい準備をしていきたいと思ってます。」

GK松澤香輝副将(4年=流通経済大柏高)
―本日はどのような気持ちで試合に臨みましたか
「勝てば専大や順大との勝ち点差を縮められるチャンスでしたから、とにかく引き分けより勝ち点3が欲しい試合でした。とにかく勝つという気持ちで試合に入りました。」
―相手の攻撃についてはどのように意識していましたか
「筑波大には非常に優秀な選手が多くて、ボールを動かしてくる中で出ていって粘り強く戦うことを意識していました。何度も決定機をつくられましたが、全員が体を張って守れたと思います。」
―終盤ではチームを救うセーブが見られましたが
「みんなが苦しくなったときに、最後自分がいかに止められるかが重要だと思うので、ああいったところでチームを救うセーブができてよかったと思います。さらに結果として無失点勝利できたことは、自分の中でもチームの中でも大きかったです。」
―本日の試合の内容を振り返って
「内容を見てみれば、正直完敗だったと思います。圧倒的に筑波にボールを制されて自分たちの強みをなかなか出せなかったので、まだまだ改善し、チームで高めていかなければいけないと思います。」
―アミノバイタルカップ2014(アミノバイタル杯)へ向けて取り組みたい課題は
「昨年のアミノバイタル杯ではPK戦で負けているため、PKのトレーニングもしっかりしていきたいです。さらに連戦で厳しい試合になると思いますが、そのような中でも勝てるように、サッカーや気持ちの面での準備をこれからしていきたいと思います。」
―アミノバイタル杯への目標と意気込みをお願いします
「目標は優勝しかありません。どんなかたちであれ優勝できればいいので、優勝できるように頑張りたいです。」

●FW上形洋介(4年=早稲田実高)
―きょうの試合の感想をお願いします
「90分間通して、苦しい試合でしたけど、勝ち切れたということは本当に大きいことだと思います。その中の守備で、能動的にボールを奪えなかったので、そこを課題として1週間やっていく必要があるのかなと思います。」
―チームとしてはどのような意識で今節に臨みましたか
「きのうの試合で専大も順大も引き分けて、ここがチャンスだという意識は一人一人の中にありました。例年だとチャンスが巡ってきたときに勝てないというジンクスがあったんですけれども、それを打ち破るためにも、きょうの試合は一人一人が意識して試合前から入れました。それが結果に結びついたのかなと思います。」
―筑波大にはどのような印象を抱いていましたか
「いまはリーグ最下位ですけれども、自分たちの中では筑波大は強豪校という意識はありました。筑波大が勝てていないことに関して不思議な感じはしていたので、油断も一切ありませんでしたし、きょうの試合展開もある程度予想していました。」
―試合内容を振り返ってみていかがですか
「いや…本当に守備に追われる時間が長くて、きつかったという一言に尽きます。」
―その原因は何でしょうか
「(筑波大の選手は)一人一人がうまくて、いつもはボールを取り切れるところで取り切れていなくて。ほかのチームと比べて個々の力が高かったために、ボールが奪えなかったんだと思います。」
―押される場面が多かった前半を終え、後半に意識したことはありますか
「前半は押し込まれる時間が長くて、自分であったり宮本(FW拓弥、3年=流通経済大柏高)であったりが収めることができずに、守備に追われる時間が長くて。宮本と、もっと前線で体を張って、マイボールにする時間を長くしようとか、裏を狙った動きをしようとか、そういう意識を持ってやりました。」
―先制、そして決勝点となったゴールを振り返って
「洋史(MF近藤主将、4年=名古屋U-18)が良い状態でボールを持ったので、信じてアクションを起こしました。イメージしているところにボールが来たので、その通りにシュートするだけでした。」
―落ち着いて決めていましたね
「はい。トラップが結構うまくいったので、後はキーパーを見て、空いているところにシュートするだけでしたね。」
―勝利を収めたとはいえ、課題も挙げられると思います。次のアミノバイタル杯2014(アミノバイタル杯)に向けて、1週間どのような練習を重ねていきたいですか
「次から始まるアミノバイタル杯は負けたら終わりですし、引き分けもないので、勝ちにいかなければならない試合です。プレッシャーが強くかかると思うんですけれども、本番でのプレッシャーよりも強いプレッシャーをかけて練習をやっていく必要があります。そうすれば試合でも自分に自信を持ってプレーできると思うので、いつも以上に意識してやっていきたいと思います。」
―アミノバイタル杯の目標は
「それはもう、優勝ですね。」

●MF近藤貴司(4年=三菱養和SCユース)
―きょうの試合を振り返って
「自分たちのサッカーをできたかどうか分かんないですけど、まず勝ち点3を取れて良かったです。」
―相手の強みのパスサッカーに対してはどのように対処していこうと考えてましたか
「監督(古賀聡、平4卒=早稲田実高)からも相手陣地でプレーしていこうと言われてたんですけど、それは達成できませんでしたし、個人的にもチャンスを決め切れなかったので全然駄目です。」
―後半も攻撃のかたちをつくり切れませんでしたが要因はどこにあると考えてますか
「原因は一人一人の質が劣ってるだけだと思うので、練習していくしかないです。」
―個人のプレーに関しては
「チャンスを決め切れなかったので全然駄目です。」
―専大と勝ち点差を詰めましたがその点に関しては
「きのう専大と順大が引き分けて勝てば勝ち点差を詰められるということで勝ちが絶対条件だったんですけど、次専大相手に勝たなくては何も意味がないですし、現状は何も変わってないと思います。」
―アミノバイタルカップ2014(アミノバイタル杯)に向けての意気込みは
「チームとしても優勝を目指してますし、その中で個人的にもゴールを決めれることができればチームを勝たせることができると思うので、自分次第かなと思います。」
―個人的にゴール数などの目標は具体的な数字はありますか
「相手よりゴールを決めてれば勝てるので、一試合一試合で少しでも多くのゴールを決めていきたいと思ってます。」
―初戦に向けての意気込みをお願いします
「あした抽選で対戦相手が決まりますけど、どこが相手でも自分たちのサッカーをするだけですし、あしたオフですけど火曜日からチーム全体で高めていきたいと思います。」

●MF園田慎一郎(4年=早稲田実高)
―首位の専大との差を縮めるためには落とせない試合でしたが、どのような意識で臨まれましたか
「筑波大はうまいというのはみんな知っていてその相手の強みは認めて尊敬しつつ、いままで自分たちがやってきたワセダのサッカーで筑波大のサッカーを上回っていこうというのをこの1週間やってきたので、その部分を意識してできたと思います。」
―試合内容を振り返っていかがです
「相手にボールを持たれてしまう時間が長くて結構きつい時間はあったんですけど、その中で一瞬の隙を突いてゴールを狙うという部分で、前半からチャンスはあったので後半に決まったらいいなというところを洋介(FW上形洋介、4=東京・早実)が決めてくれたので良かったです。」
―相手にボールを持たれてしまう時間が長くなってしまったのはどういったことが原因ですか
「相手の能力が高いというのもあると思うんですけど、自分たちがしっかりファーストプレッシャーを決める位置が低くなってしまって相手に押し込まれる時間が多くなってきてしまいました。もっと相手のゴールに近い位置でプレッシャーをかけないといけないと思いましたし、そこが課題かなと思いました。」
―相手の攻撃の印象はいかがでしたか
「一瞬の隙をつくったらやられるなという危機感は持ちましたし、後半最後の方の相手の怒涛(どとう)の攻撃は本当に脅威だと思ったので、そこは松(GK松澤香輝副将、4年=流通経済大柏高)に救われたかなと思います。」
―その攻撃に対してディフェンスとしてはどう対応しましたか
「隙を与えないように一人一人が一番危ないところからポジションを埋めていくことによって相手にやりたいことをやらせないようにして、そこから自分たちはプレッシャーをかけて能動的にボールを奪ってゴールにいこうとやっていました。」
―そのディフェンスの連携はうまくいきましたか
「そうですね。練習からずっとやっているのでそこに関しては粘り強くやるだけだったので、良かったと思っています。」
―個人的にプレーの質はいかがでしたか
「前半は守備の時間が長くてなかなか攻撃に回れることがなかったので、後半は自分のポジションを前に押し上げていこうかなと思ったんですけど、筑波大に押し込まれてしまって位置が低くなってしまったという課題は個人としては残ります。」
―最初の頃よりもプレー全体の質が高まっているように感じましたが、自分自身で成長したと思う点はありますか
「最初よりは落ち着いてできていると思います。でも周りの選手に比べたら下手なのでもっと練習しないといけないと思います。」
―きょうの勝利で首位の専大と勝ち点の差は2になりましたね
「直接対決で専大に勝って首位になろうというのはずっと言っていたのできょうの筑波大戦は絶対に勝たないといけない相手でした。苦しい中でも勝ちという結果がついてきて専大に直接対決を挑める機会を自分たちでつくったので次はしっかり頑張りたいと思います。」
―アミノバイタルカップ2014(アミノバイタル杯)が控えていますが、目標をお願いします
「アミノバイタル杯で総理杯(総理大臣杯)を決めるためには3連勝しないといけないですし、優勝するには5連勝しないといけない中で、自分たちはもっと勝ち癖をつけないといけないですし、絶対に勝ち続けるということをもっとしていかないといけないので、アミノバイタルでそういう力を付けていきたいと思います。」

●DF田中進之介(4年=湘南ユース)
―優勝のためには勝利が絶対条件でした。どのような意気込みで試合に臨みましたか
「きょうの試合は絶対に勝ち点3を取るんだ、という強い気持ちで試合に臨みました。試合前のミーティングで、いままで優勝できなかったのはこのような大事な試合で勝ち点を取れなかったことが原因だ、ということを話し合っていたので、全員で勝利だけを目指して取り組むことができたと思います。」
―前半はスコアレスに終わりましたが、ハーフタイムにどのようなことを話し合いましたか
「もう少し高い位置でボールを奪うために、チームとしてどのようなことが必要かを話し合いました。相手はボール動かすのがうまかったんですけど、その中でいかにボールを奪うか、そのためにどのようなプレーをするか、ということを考えました。個人としてはDFラインを下げないことであったり、ファーストディフェンダーをはっきりと決めてボールを取りに行くことを意識しました。」
―後半の終盤、相手の猛攻を無失点で切り抜けたことについて
「無失点で終えられたことは良かったと思うんですけど、きょうは本当に松澤(GK松澤香輝副将、4年=流通経済大柏高)に助けられました。松澤が目立っているということは守備がそこまで機能していないということだと思うので、まだまだ改善の余地はあると思っています。」
―DF全体の出来としてはどうでしたか
「無失点で終えられたことについては一つの基準をクリアできたと思うんですけど、優勝を目指す上でこれで大丈夫かといえばそうではないので、またこれからの日々を大切に練習していきたいと思います。」
―次戦に向けての修正点は
「ボールを奪うために何をするかというところですね。きょうの守備は相手のゴールに向かって守ることがなくて横に向かってプレーしていて、そういった部分でなかなか相手を崩すことができなかったので、チームで共有して改善していけたらと思います。」
―きょうの結果で、専大との差が2に縮まりました
「そうですね。最終節で専大と1位、2位の直接対決ができるということは非常に楽しみなので、きょうの試合をチーム全員で勝ち取ることができたことが嬉しいです。」
―来週にはアミノバイタルカップ2014(アミノバイタル杯)が控えていますが、意気込みをお願いします
「ことしはチームとして三冠を目標にしているので、まずアミノバイタル杯で優勝して、必ず総理大臣杯に出場できるように一戦一戦大事に戦っていきたいです。」

●DF奥山政幸(3年=名古屋U18)
―試合を振り返っていかがですか
「相手が筑波大ということで押し込まれる時間が長くなるとは予想していたのですがその通りになって。ファーサイドは常に押し込まれる状況で非常にしんどかったんですけど、その中でもチーム全員が集中を切らさずに松くん(GK松澤香輝副将、4年=流通経済大柏高)を中心に守れてこの試合を勝利できたのはいままでにない成果だったと思います。」
―その攻撃にはどのような対応をしていましたか
「最終的に筑波大は横から真ん中に、そこから裏へという狙いだったので、まず自分たちの後ろのスペースを消すということから始めて、うまくボールを取りにいくファーストディフェンダーを決めるというのをやっていこうとなったんですけど、相手もワンタッチで外してきたりしたので難しいシーンが多くて。その中でも最後のところで体を張って止めたり集中を切らさずに全員が高い守備意識を持ってやれたのがきょうの無失点につながったかなと思います。」
―ボールを中盤で奪われてしまうシーンも多かったですが、その点についてはいかがですか
「前線と中盤が間延びしてしまってFWにボールが入ってもサポートできない状況が続いたので、そこでもっともっと自分たちがラインを押し上げて勇気を持って出ていけば楽な試合展開というか、攻撃に厚みを持たせて2次攻撃、3次攻撃につなげていけたのかなというのは思います。」
―奥山選手個人的に攻撃面に関しては前線に上がるプレーも見られました
「日頃の練習の時から監督(古賀聡監督、平4卒=東京・早実)の方からチーム全員がゴールへのベクトルを持とうという話があって、もちろん自分自身としても攻撃参加は自分の特徴だと思っていますし、チーム全員で向かっていって初めて自分たちの能力からしたら点が取れる可能性が高まると思うので、労を惜しまずに出ていくとかは他のチームよりもやっていかないといけないと思います。」
―きょうの勝利で専大との勝ち点の差は2に縮まりましたね
「なかなか流通経大戦とか勝てなくて苦しい状況が続いた中で、今節は上にいる専大も順大も引き分けてくれて勝ち点差を詰めることができました。アミノバイタルカップ2014(アミノバイタル杯)を挟むのでまずはそこに集中しなければいけないんですけど、次の専大戦で勝てばもう首位に浮上できるチャンスなので、まだまだきょうのレベルでは専大に太刀打ちできないと思いますし、もっと日頃のトレーニングから積み上げていきたいと思っています。」
―アミノバイタル杯への目標と意気込みをお願いします
「アミノバイタル杯は他のチームは総理大臣杯への出場権獲得というのを第一にやってくると思うんですけど、自分たちは優勝したいとシーズンが始まる前から言っていて、そこでチャンピオンになることで自信付くと思いますし、負けていい試合は1試合も存在しないので、連戦になって厳しい状況になるとは思うんですけどそれを言い訳にせずに自分たちのサッカーを貫いて優勝したいと思います。」

●MF堀田稜(3年=浦和ユース)
―本日はどのような気持ちで筑波大戦に臨まれましたか
「きのう専大と順大が引き分けて、自分たちにとってはまたとないチャンスでした。筑波大も勝ち点を積み上げられずにいるので、危機感を持って割り切ったサッカーをしてくるだろうと思いました。(筑波大は)個の技術が高いチームなので、ボールポゼッションされるということを予測していました。その上で、自分たちもチームの色の出し合いで負けないように、アグレッシブにプレスをかけてボールを奪ってゴールに迫るというところを意識して臨みました。」
―前半はチャンスがありつつも決め切れないようでしたが
「僕のイメージではある程度ボールを持たれるのは予想の範囲内でした。自分たちは前からプレッシャーに行きたくて、行けたことは行けたのですが、プレッシャーの高さが足りずに自陣で押し込まれるシーンが多かったと感じます。チャンスにつながったシーンはボールを奪ったら人数をかけてゴールに迫るというところが出せたので、そのようなチャンスをゴールにつなげられるようにならなくてはいけないと思います。」
―後半は筑波大に押されていましたが
「中盤の選手が一人で自分たちのプレスを剥がせる技術を持っていて、自分たちとしてはプレスでボールを奪うということを目指してプレーしていたのですが、そこで外されるシーンも多くて、ポゼッションに対してボールを奪うということができませんでした。粘り強くできたということは良かったと思いますが、もっとボールを奪ってそれを攻撃につなげる技術は必要だと思います。」
―途中で交代されましたが、ご自身の試合内容を振り返って
「守備に割く時間が多かったのも自分の中では予想していました。そんなにストレスはかからずに試合に集中できましたが、その中でももっとボールが奪えるシーンや、もっといい守備をしていれば相手に良い状況を作られなかったシーンもありました。攻撃の面でも近藤貴司選手(4=三菱養和SCユース)からのスルーパスでチャンスとなったシーンもありました。自分がもっと前に走れたらゴールへ向かう厚みを加えられたとか、まだまだ自分がこうすればよかったというシーンがあるので、ポジティブな意味で課題が明確になったと思います。」
―堀田さんはアシストでリーグ2位に入っていらっしゃいますが、その成績については
「アシストなので、決めてくれた選手がいたからこそ僕の記録になったと思います。僕自身自分で決めたゴールがまだ1点ですし、少ないと捉えています。アシストというかたちでチームの勝利に貢献できるのは嬉しいですが、もっと結果に直結するような働きができたらいいと思いますし、アシストの数字は気にせずに1試合1試合全力で臨むことで自然と結果が着いてくるようにしたいです。」
―アミノバイタルカップ2014(アミノバイタル杯)まで、どのようなことを取り組んでいきたいですか
「いつもとやることは変わりません。普段は戦わない相手との試合が予想されますが、どのような相手に対しても自分たちが強みを発揮できるように、ハードワークや一つ一つのプレーの質や強度を高めていきたいと思います。アミノバイタル杯は負けたら終わりのトーナメント形式なので、相手も強い気持ちで向かってきますが、そのような部分で負けていてはワセダとして駄目だと思うので、自分たちの強みに磨きをかけていきたいと思います。」
―アミノバイタル杯への目標と意気込みをお願いします
「目標はもちろんアミノバイタル杯優勝で、トーナメントの中で勝利を重ねて、同時に自分たちが成長することで関東リーグ前期最終節の専大戦にも良いかたちで臨めると思います。しかし、やはり先のことを考えずに目の前の試合に集中して全員で強い意志を持って戦っていきたいと思います。」

[写真]先制ゴールを奪った上形

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