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[コマスポ]大臣杯予選、全国へ幸先の良いスタートを

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[駒大スポーツ ゲキサカ版]

『「アミノバイタル」カップ2014 第3回 関東大学サッカートーナメント大会 関東予選 』兼 総理大臣杯 全日本大学サッカートーナメント関東予選・第1回戦は31日に時之栖スポーツセンター裾野グラウンドで駒澤大が城西大と対戦する。昨年は初戦敗退と苦汁をなめる結果に終わってしまったが、今年こそは関東予選を突破し、本戦に出場してもらいたい。

現在、駒大は関東リーグ戦で2連敗中と勝利から遠ざかっている。先週行われた第10節では、攻撃の中軸を担うFW小牟田洋佑(4年=前橋育英高)が厳しいマークにあい、攻撃陣が不発。チームの課題がまたしても露呈してしまった。最前線の小牟田は187㎝の長身とテクニックを併せ持つ駒大の絶対的エースストライカーだが、徹底的にマークされ自由を奪われてしまう試合もこの先あるだろう。そんな場合に頼みの綱となるのがサイドアタッカー陣だ。駒大が初戦突破、さらに上を目指すにはMF小牧成亘(4年=ルーテル学院高)やMF平野篤志(3年=大宮ユース)、MFキム・デセン(2年=東京朝鮮高)など、局面を打開する個の力を持った選手の奮起が待たれる。

 また、守備の中心選手であるDF伊藤槙人(4年=浜名高)が怪我を負ってしまい、今大会に出場することが出来るのか分からない。今回はDF川岸祐輔(4年=前橋育英高)がちょうど怪我から復帰する見通しとなったため、チームがパワーダウンする心配はない。しかし、勝ち進めば中1日で連戦が続くことになり、故障者や疲労が溜まってしまって動けない選手も出てくるだろう。そうなれば必然的に控えの選手にも出場機会が回ってくる。選手層を厚くするためにも大事な大会になりそうだ。

本戦に駒を進めるには6位以内を目指さなくてはいけない。一回戦の対戦相手である城西大学は埼玉県1部リーグに所属するチームだが、決して油断は出来ない。トーナメント方式である今大会はもちろん、勝利を収める以外に次に進む手段はない。まずは初戦、しっかりと地力を発揮し、全国への第一歩を力強く踏み出したい。

(文・駒大スポーツ 向江凌理)
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