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[コマスポ]3発快勝!大臣杯出場権に王手

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[駒大スポーツ ゲキサカ版]

 『「アミノバイタル」カップ2014 関東大学サッカートーナメント大会』兼 総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント関東予選二回戦は6月2日、時之栖スポーツセンター裾野グラウンドで駒澤大VS平成国際大戦が行われた。1回戦の城西大戦では大量得点で快勝した駒大。その勢いは止まらず、MF斉藤純平(4年=秋田商高)のゴールで先制すると、後半にはさらに2点を追加。その後も試合終了まで粘りのある守備を見せ3-0で勝利。3回戦へと駒を進め、大臣杯出場権に王手をかけた。

 試合は序盤から相手の激しいプレスやラインディフェンスに翻弄され、上手く攻め込むことができない。さらに流れが悪くなり、一人一人が相手に競り勝てず、FW小牟田洋佑(4年=前橋育英高)が競り勝ったセカンドボールも拾うことができずに苦しい時間帯が続いた。しかし42分、小牟田とワンツーから左サイドへと抜け出した平野篤志(3年=大宮ユース)の低いセンタリングを、後ろから走り込んで来た斉藤がスライディングで合わせ先制。少ないチャンスを決め、前半は1点リードで折り返した。

 後半も相手にボールを支配され、立ち上がりは良くない展開が続いた。しかし、徐々に相手に競り勝てるようになり、サイドからの攻撃も機能し始め、自分達のサッカーを取り戻していく。すると71分、MF須貝暁(4年=駒澤大学高)のロングフィードから、MF唐木沢真也(3年=前橋育英高)が頭で合わせ、今大会3点目となる得点で追加点。このゴールを皮切りにチーム全体が勢い付く。77分には、小牟田のスルーパスを受けた途中出場のMF小牧成亘(4年=ルーテル学院高)が中へセンタリングを送り込むとMF吉岡雅和(2年=長崎総合科学大附高)が滑り込みながら左足で合わせ3点目と試合を決定付ける。無失点で終りたい駒大は試合終了間際、相手の波状攻撃に合うが、マークの受け渡しや厳しいプレスでシュートまで持ち込ませずに何とか耐え抜き3点差で試合終了。2試合連続の無失点勝利となった。

 他の1部リーグの大学が苦戦している中、順当に駒を進めている駒大。1回戦、2回戦も内容としては相手に競り負けたりと良い試合ではなかった。しかし、練習通りやってきた自分たちのサッカーを徹底したからこそ勝ち進めた。3回戦は法政大戦。昨年1回戦で対戦し、惨敗を喫した。負け時と同じ会場でリベンジを果たし、大臣杯の出場権の切符を手にすることができるか注目したい。

[写真]3得点目を決め勝利を決定づけた吉岡

(文・駒大スポーツ 清村亮太)
(写真 同 向江凌理)

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