beacon

[ケイスポ]慶應義塾大:第5節専修大戦プレビュー

このエントリーをはてなブックマークに追加
[慶應スポーツ ゲキサカ版]

 昨季同様に堅守速攻を掲げる慶應義塾大だが、今季はそれだけではない。得意のカウンターに加えて、前線にはFW山本哲平(3年=國學院久我山高)、MF渡辺夏彦(2年=國學院久我山高)などテクニカルな選手が揃う。中でもMF端山豪(4年=東京Vユース)の技術は光っており、前節・順天堂大戦でもコーナーキックからDF宮地元貴(4年=東京Vユース)のゴールを演出した。

 慶應義塾大ソッカー部への入部前から天才と呼ばれ続けた端山。そんな彼も4年生となった。責任感が増し、以前よりチームのために走るようになった。「技術面は一流なのであとはボールが無いところでどれだけできるか」(須田芳正監督)と監督から与えられた課題もクリアしつつある。22日の全日本大学選抜として出場した強化試合でもゴールを決め、ユニバーシアード登録メンバー入りへ猛アピールした。

 次節の相手は昨季リーグ戦の絶対王者・専修大。昨季の爆発的な攻撃力と安定した守備は驚異であった。だが仲川輝人(現・横浜FM)、北爪健吾(現・千葉)ら主力が抜けた穴は大きく、今季のリーグ戦は未だ勝ち星なしと苦しんでいる。今シーズン好調の慶大がスタートダッシュに苦しむ専大を勢いそのままに倒し、首位を奪還したい。

(文 慶應スポーツ 吉田遼平)

[次節試合予定]
第5節・4月25日専修大戦(11:30@味の素フィールド西が丘)

TOP