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[関東]筑波大が6年ぶり優勝に王手!J内定7選手擁す法政大が最下位転落で降格危機:第19節

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筑波大が6年ぶり優勝に王手をかけた

 関東大学サッカーリーグ1部は28日と29日に第19節を行った。筑波大中央大との“中筑戦”に臨み、3-2で勝利。前半20分までに2点のビハインドを背負ったが、前後半1点ずつを返して同点に追いつくと、後半18分にMF田村蒼生(3年=柏U-18)が逆転弾となるPKを決めて勝利した。

 勝ち点6差で追っていた2位の明治大は、国士舘大に2-3で敗戦。後半40分過ぎから互いに得点を奪い合う激しい戦いとなったが、残留に向け士気を高める相手に競り負けた。この結果で明大は4位に後退した。

 代わって2位に浮上したのが東京国際大日本大を1-0で退けて、上位対決を制した。残り3節で首位の筑波大との勝ち点差は6。11月4日に筑波大学第一サッカー場で行う次節は筑波大と東国大の直接対決となることから、筑波大が勝利すれば、2017年度以来の優勝を決めることになる。

 大学選手権(インカレ)に出場できる6位には、ディフェンディングチャンピオンの桐蔭横浜大が浮上。東洋大が勝ち点2差の7位に後退した。

 残留争いでは最下位の国士舘大が勝利したことで、プレーオフ出場となる10位に浮上。勝ち点2差で中大が11位に後退し、最下位には中大と同勝ち点の法政大が転落した。

 先日には主将MF吉尾虹樹(4年=横浜FMユース)のJ2岡山への入団内定が発表になるなど、7人のJリーグ内定選手をかかえる法大だが、ついに最下位に転落。大量失点する試合も目立っており、厳しい戦いが続いている。

 リーグは残り3節。次節は11月4日と5日に行うが、上記の天王山のほか、3位の流通経済大と4位の明大、10位の国士舘大対11位の中大など、順位の近い相手との直接対決が多く組まれている。

(10月28日)
[国士舘大楓の杜キャンパスサッカー場]
国士舘大 3-2 明治大
[国]布方叶夢(62分)、大西悠介(87分)、東川続(90分+2)
[明]藤森颯太(89分)、太田龍之介(90分+5)

[東京国際大坂戸キャンパス第一グラウンド]
東京国際大 1-0 日本大
[東]尾崎岳人(20分)

[東洋大朝霞キャンパス・サッカー場]
東洋大 1-3 流通経済大
[東]高橋輝(88分)
[流]松永颯汰2(54分、63分)、中島舜(77分)

[非公表]
法政大 1-5 東海大
[法]高橋馨希(80分)
[東]藤井一志(11分)、長江皓亮(25分)、吾妻駈(32分)、安藤優人(70分)、桑山侃士(90分+4)

(10月29日)
[三ツ沢公園陸上競技場]
桐蔭横浜大 2-0 拓殖大
[桐]笠井佳祐(45分+1)、井出真太郎(78分)

[味の素フィールド西が丘]
筑波大 3-2 中央大
[筑]半代将都(32分)、加藤玄(49分)、田村蒼生(63分)
[中]家坂葉光(6分)、田邉光平(20分)
●第97回関東大学L特集
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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