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[早スポ]早稲田大vs順天堂大 試合後の早稲田大コメント

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[早稲田スポーツ ゲキサカ版]
[11.13 第84回関東大学サッカーリーグ戦・後期1部リーグ第21節 早稲田大1-2順天堂大 フクアリ]

 第84回関東大学サッカーリーグ戦・後期1部リーグ第21節が、13日と14日の2日間に渡って各地で行われた。早稲田大は順天堂大相手にOGで先制するも逆転を許し、1-2での敗戦を喫した。

以下、試合後の早稲田大コメント

●DF野田明弘副将(4年=広島ユース)
「先制していい流れでしたが結果的に2-1で逆転されて情けないです。残り2試合は大事な試合だったのですが、結果を残せなくて残念です」

―今日の試合はどのように臨まれましたか?
「前節でインカレに出場して日本一になるというチャンスがなくなってしまい、正直悔しい気持ちでいっぱいでしたが、残り2試合4年生は下級生に何か残せるように、下級生は必死でやろうという風に臨んでくれて、なかなか厳しい状況ではありましたが気持ちはみんな入っていたと思います」

―順天堂大の岡本選手への対応は?
「経験があるのでゲームの流れを読んだプレーを選択して、チームの中心としてしっかりボールを収める所は収めていたので、相手がどうであるかはあまり関係ありませんでしたが、攻撃の起点になっていたと思います」

―前半攻めきれませんでした?
「FWが前半から激しいプレッシャーをかけに来ていてなかなかボールを落ち着かせることができなかったのですが、相手の中盤はそれに連動してプレスをかけることはできていなかったので、それを利用して中盤で一回ボールを落ち着かせながら相手のギャップをついて攻めていこうという話はしていました」

―前半終了後、FW2人と何かお話をされていましたが?
「あの2トップでやり始めたのがここ最近だったので、練習ではある程度イメージを共有できてはいましたが、やはり試合になるイメージ通りにいかない部分があったので、FW2人と自分との距離感、パスコースや動き出しのタイミングを合わせようとして話をしていました」

―後半はセットプレーから2失点でしたが?
「前節もセットプレーから失点していたので気をつけていたとは思いますが、結果的に2失点して1点目も自分の所でやられてしまいました。セットプレーは映像を見ながら修正できますし意識の問題なので、練習からしっかりやっていくしかないと思います」

―最終節へ向けて。
「集大成というか、最後の試合なので、全力でやるのはもちろんですが、最後は結果を残して笑顔で終わりたいという気持ちが強いです。ピッチに立てない選手がほとんどですし、4年生の選手はもうこれでサッカーから離れてしまう人も多いので、その人たちの気持ちを背負って恥のない試合をしたいと思います」

●FW皆川翔太(4年=東京Vユース)
「チームとしてのコンセプトは変えないでいこうってことで今週1週間やってきまして、順大が切り替えの早い凄く粘りのあるチームなのは分かっていたので、そういったことを気にしながらやっていたんですけど。セットプレーでやられちゃったのはもったいなかったですね。この前の試合もセットプレーでやられちゃったので。でもチーム全体の出来としては悪くなかったです」

―皆川選手個人の出来については?
「点を取ったりすることでチームに貢献できればいいですね。これまであんまり貢献できていなかったので、試合に出てない選手にもチャンスはあるってことを示してこれていることが、自分の中では大きいですね。後輩たちにもそういう部分を見せることができていますし」

―後半30分で交代となりましたが?
「チームの方針です。ケガとかではないです」

―その交代後に逆転ゴールを許してしまいましたが?
「その場をよく見ることができなかったのですが、やっぱり残り2試合だったっていうのもありますし、絶対に2試合勝って終わろうって話をしていたので、悔しかったですね」

―早大のサイド陣の動きが良かった中で、やりやすかったな、ということは?
「サイド攻撃は最近ウチの強みになってきているので、クロスなりサポートなりで、サイド陣が攻撃を仕掛けやすくなるような動きを意識しています」

―最終節へ向けて。
「まあ普段と変わらずやれたらいいですね。最後っていうのもあるので、色々な人の思いを背負って、試合に出ることができたらとにかく全力でやるだけなんで、ゴールを奪えるように頑張ります」

●MF柿沼貴宏(3年=大宮ユース)
「なんで負けたのかって思うし、勝負弱さがでたのかなって思います。納得いかない試合です」

―勝ちきれなかった一番の理由は?
「失点の仕方が悪かったということもありますけど、点とってから追加点が取れなかったっていう攻撃面での課題が見えたと思います」

―ドリブルで突破していく場面も多く見られたが意識したところは?
「サイド攻撃っていうのが自分たちのチームの持ち味なので、そこでドリブルで突破してクロスまでもっていってというところは意識して今日はやりました」

―相手チームは人数をかけてプレスをかけてきたが攻撃面で難しさを感じたか?
「難しいとは思わなかったのですが、もうちょっと自分たちが落ち着いてボールを回せたかなと思います。ちょっと蹴っていたボールが長いボールが多かったので、もう少し下でつないでポゼッションできた部分があったのではないかと思いました」

―ここ2節、前半は調子がよくても後半に失速してしまうイメージがあるが?
「前期から通してメンタル面が弱かったのですが、そこは克服できていると思います。ただその追加点っていうのが取れなかったんでそこで相手に1点2点取られて。結局は追加点が取れないっていうのが敗因だと思います」

―最終節では何に一番重きをおいてプレーしたいか?
「4年生のために楽しむっていうのだけではなくて、やっぱり勝ちつつも、4年生とプレーできる時間を楽しんでっていう。試合に出れる人出れない人がいるので、色んな思いをこめて感謝の気持ちっていうのを忘れずに最後の90分間を戦いたいと思います」

●MF山中真(3年=柏U-18)
「インカレ出場が断たれた中での試合で、残り2試合に勝とうという目標をチームで掲げていたのですが、残念な結果になってしまいました。残り2試合は勝つということと、4年生がこれまでチームを引っ張ってくれたので、その感謝の気持ちを表す意味でも絶対勝ちたかったです」

―相手の印象は?
「相手は本当に頑張るチームで、攻撃の時も守備の時も運動量があって、常にフレッシュな状態を保っているチームだったと思います。(ワセダは)後ろで回すことは出来てもなかなか前にいくことが出来なかったので、もう少し人数を前にかけてチャンスを多く作っていくことが出来れば良かったのかなと思います」

―先制してから押し込まれる時間帯が続いたが?
「結構押し込まれていたので、一回相手の背後にボールを蹴って全体を押し上げたり出来たらよかったんですけどそれがなかなか出来ず、自分たちのボールにすることも出来なかったので苦しい時間帯が続いてしまいました」

―次節が最終戦となるが?
「このチームでこのメンバーでやれるのは最後の試合だし、新しく監督も変わって新しいチームで始動してからいろいろ変わることも多かったのですが、4年生が練習でもピッチの外でもチームを引っ張り一生懸命組織のことを考えてやってくれたので、その4年生のためにも絶対に勝利を勝ち取って、全員で喜びを分かち合いたいと思います」

[写真]中盤でボールを拾い、攻守の切り替えに活躍した山中

(取材・文 早稲田スポーツ)

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