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[大学選手権]高知大が王者・明治大を撃破、筑波大はPK戦の死闘制す!

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 第59回全日本大学サッカー選手権は23日、各地で準々決勝を行い、高知大、筑波大、中京大、関西大が4強入りを決めた。準決勝は26日に平塚競技場で行われ、高知大と中京大、筑波大と関西大が対戦する。

 西が丘サッカー場で行われた前回王者・明治大(関東1)対高知大(四国)の一戦は、高知大が2-0で大金星をあげた。高知大は前半16分、左FKから最後はFW福本圭(2年)のゴールで先制。明治大は後半5分にDF松岡祐介(2年)が2枚目の警告で退場し、数的不利に立たされると、同22分にはFW山本紘之(4年)のシュートもU-21日本代表DF實藤友紀(4年)のブロックに阻まれる。ロスタイムには高知大のMF香川大樹(4年)がダメ押しゴールを決め、明治大の連覇の夢を打ち砕いた。

 平塚競技場では筑波大(関東2)と浜松大(東海1)が対戦。浜松大は前半21分、右サイド角度のない位置からFW神谷嶺輔(3年)が決めて先制すると、筑波大も後半8分にFW赤崎秀平(1年)のゴールで追い付く。浜松大は同29分、FW大石明日希(1年)のシュートのこぼれ球をFW村松知輝(2年)が押し込み、再びリードを奪ったが、筑波大もロスタイムに赤崎がこの日2点目を決め、2-2の同点とし、延長戦にもつれ込んだ。前後半計20分間の延長戦でも決着のつかなかった試合はPK戦へ突入。3人が外した浜松大を3-1で下した筑波大が、2大会ぶりとなる準決勝へ進出した。

 西が丘サッカー場の第1試合では、駒澤大(関東4)と中京大(東海2)が対戦。夏の総理大臣杯決勝の再戦となった対決は、中京大が2-1で競り勝ち、夏のリベンジを果たした。中京大は後半10分にFW藤牧祥吾(3年)が先制点。駒澤大も後半30分過ぎからパワープレーを強め、同35分にFW肝付将臣(3年)のゴールで追い付いたが、中京大は同43分、MF佐藤和弘(2年)の右FKにDF森本良(4年)がヘディングで合わせ、決勝点を奪った。

 平塚競技場では関西大(関西2)が福岡大(九州1)を1-0で下した。前半42分、DF田中雄大(4年)の左クロスをFW金園英学(4年)が頭で折り返し、最後はFW藤澤典隆(4年)がヘディングで先制点。後半5分には金園がPKを止められたが、福岡大はFW永井謙佑(4年)が後半35分に2枚目の警告で退場となり、1点を奪えなかった。

[写真]明治大対高知大。前半16分、高知大のFW福本圭が先制点を決める


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